バナナの皮って本当に滑るの? → “あるあるギャグ”を真面目に検証した研究に思わずくすっとしちゃう(1/3 ページ)
研究は、2014年にイグノーベル賞を受賞しています。
バナナの皮を踏んでつるんっと滑ってしまう――コメディーものではお約束ともいえる展開ですが、果たして現実でもそんなに滑りやすいのでしょうか。マンガを読みながらチラッと頭をよぎりがちな疑問を、真面目に検証した研究を紹介します。
気になる研究結果は……? 2014年にはイグノーベル賞受賞も
調査を行ったのは、北里大学の馬渕清資名誉教授(当時は教授)ら4人。馬渕教授は人工関節のすべりのよさに関する研究をしており、その一環でバナナの摩擦係数についても調べたのだといいます。
研究の結果、バナナの皮はなんと通常の床の6倍ほども滑りやすいことが判明。これは、足で踏んだ際にバナナの皮にある粘液の詰まった粒がつぶれ、液が飛び出すためとのことです。あの描写って、本当なんだ……!
研究成果を発表した論文では、リンゴやシトロンなどの皮とも比較しており、きれいに整えられたグラフに思わずくすっとしてしまいます。
なお、この研究は2014年、イグノーベル物理学賞を受賞。イグノーベル賞とは「人々を笑わせ、そして考えさせる研究」に与えられるもので、日本のユニークな研究はこの賞の常連です。
また、本研究は面白いだけでなく、バナナの粘液の仕組みを応用した耐久性の高い人工関節の開発などが期待されています。身近な果物にも新技術のヒントあり、ですね。
参考文献
文部科学省「関節の滑りからバナナの滑り、さらに生命科学の広がりへ」
文:近藤仁美(こんどう・ひとみ)
クイズ作家(公式サイト)。国際クイズ連盟日本支部長。テレビ番組「高校生クイズ」「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」などの他、日本人として初めてクイズの世界大会で問題を担当する。2023年「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」殿堂入り。
関連記事
- 1日1本エナドリ飲んだら1年で“ドクターストップ” SNSの話題投稿、医師に危険性と適切な摂取量を聞く
“飲み過ぎ”が危険なのはお酒だけではないようです。 - 水筒に入れてはいけない“意外なもの”とは……? 調理器具メーカーによる注意喚起がタメになる
入れてはいけない物、意外と多い。 - そうそうこの瓶だった! 未開封のまま発掘された「48年前のカルピス」に「懐かしい!」と注目集まる
オールドヴィンテージのカルピス。 - 「7−9=8」が正解!? まぎらわしい算数問題が「超難問」と話題 式の左側をよく見ると……?
そこ、問題だったの……? - これNG! ホテルで「宿泊客にやめてほしいこと」5選 「分かります」「あるあるで困る」と共感が集まる
良い子はマネしないでね。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
-
「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声
-
部屋中に“まさかの原因”で「虫が大量発生」 松井珠理奈「寝るのも怖い」と自宅で大パニック ファンから対処法募る
-
「価格崩壊ヤバい」 セカストで2150円で買った“破格の掘り出し物”に「やっす……」「こういう事あるんすね」
-
ニトリの“3990円デスク”が在宅ワークにぴったり 収納力抜群のコンパクト仕様に「サスガ、お値段以上」
-
「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
-
「どういう神経してるの」 有名音楽評論家、過去の“万引き”を告白…… 「盗んだレコードで評論とは」批判殺到
-
大谷翔平、“仲間たちとのショット”に反響 幸せそうな表情に「これはすごい!」 妻・真美子さんとの“家族ショット”も
-
ホロライブ・天音かなた、実母が“警察が動く犯罪に巻き込まれていた”ことを明かし視聴者騒然 「泣きながら電話かかってきた」
-
辻希美の高2長女・希空のデビューについて杉浦太陽が語り涙…… 赤ちゃん時代の姿や秘蔵エピソード明かす「そういう世界に入る気ない、と言われていた」
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
- 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
- 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
- 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
- パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
- アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
- 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
- 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
- PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」