「クイーン」4年ぶり来日公演終えたブライアン・メイの“Sayonara”に胸熱 「何もかも夢だったのだろうか?」「この特別な場所を愛している」(1/2 ページ)

“最後の来日”のうわさも。

» 2024年02月16日 20時00分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 2月4日から14日まで、2020年以来4年ぶりとなる来日公演を無事終えた英ロックバンド「クイーン+アダム・ランバート」。日本滞在中の詳細をサービス精神旺盛にシェアしてくれていたギタリストのブライアン・メイが15日、ついに日本のファンに別れを告げ帰国する様子をInstagramへ投稿しました。

来日公演を終えたブライアン・メイが帰国 ブライアン「日本の友達、こんにちは」(画像はブライアン・メイのInstagramから)

4年ぶり来日公演が終了「Sayonara」

 名古屋、大阪、札幌、東京の4カ所で熱いパフォーマンスを繰り広げたクイーン+アダム・ランバート。ブライアンはInstagramへ、空港へ向かう車内から輝く朝日を撮影した動画を投稿し、「そして突然、全てが非現実的に思えた。帰りの飛行機に乗るため、まぶしく、極端な早起きをした。何もかも夢だったのだろうか?」とまだ興奮冷めやらぬ気持ちを吐露。「ここ日本で、多くのものを与えてくれた全ての人に、心から感謝する。すばらしい、新たな思い出を持って帰ることができるよ。Sayonara」と感謝とともに別れを告げました。

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 この投稿には、多くの日本のファンから「こんなに素晴らしい体験をさせてくれてありがとう! いつでも日本に戻ってきてね!」「もう飛行機は飛んでしまったかな? 寂しいなぁ。でもQueenが日本にいた素敵な日々をありがとうございました」「QUEENは永遠に不滅です」などの感謝と寂しさをあらわすコメントが多数寄せられています。

来日公演を終えたブライアン・メイが帰国 15日の早朝に帰国していったクイーン+アダム・ランバート(画像はブライアン・メイのInstagramから)

約3週間にわたって日本の各地を楽しんだブライアン

 今回の公演では、日本へのフライトから到着時、訪れた場所や食べたもの、会場や公演の様子、その感想をSNSを通じて逐一ファンにアップデートしてくれていたブライアン。まず1月29日に投稿した動画で今回のツアーロゴ入りのノートを見せつつ「日本の友達、こんにちは」と日本語であいさつし、その理由を「突然待ちに待った日本公演がやってきたからだ!」と興奮気味にコメント欄で説明することから怒涛(どとう)の日本滞在記投稿が始まりました。

空港に押し寄せたファンにサインをするブライアン

 そして空港に到着したブライアンは、待ちわびていたファンたちがサインを求めて押し寄せる様子も投稿。「日本のファンたちはいつも僕たちをロックスターのように感じさせてくれるんだ!!!」と純粋な喜びを伝えつつも、「誰かをがっかりさせてしまうんじゃないか、みんなにお礼を伝えることができないんじゃないか、ということをいつも意識している。人生は完璧じゃない。ベストを尽くし、理解されることを願うだけだ。いつも感謝しているよ。ワオ! 日本はまだ輝きを失っていない!」と今でも謙虚な気持ちを忘れずファンへ向きあうプロとしての姿勢を示しています。

デビュー間もない時期から相思相愛だったクイーンと日本のファン

 1970年から活動をスタートしたクイーンは、現在のように世界中で偉大なロックバンドとしての地位を確立する以前、一番に絶大な人気を得たのが日本だったことは有名なエピソード。1975年に初来日した際にはやはり空港に大勢のファンが押し寄せ、今回と同じように歓声とともに出迎えられました。

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 1991年にボーカルのフレディ・マーキュリーが亡くなったのち、ブライアンとドラムのロジャー・テイラーにアダム・ランバートを迎え「クイーン + アダム・ランバート」として活動する今でも、ブライアンの親しみ深い投稿は日本とクイーンの間には特別な絆が続いていると感じさせてくれるものでした。

 滞在中、焼きそばやラーメンを楽しみ、公演を成功させるためワークアウトに励み、富士山を眺めながら雪合戦をしたりと、文字通り目に写る全てを楽しんでいたブライアン。日本に到着してからは「日本を愛してる。この特別な場所を愛している。ここに立つだけで14時間かけてきた甲斐があった! マジック!」と日本への愛も示してくれ、最後は“Sayonara”とちょっぴり寂しい言葉を残していきました。

 しかし大阪公演を終えたあとの投稿では「Sayonaraは、GoodbyeではなくAu revoir(※フランス語で「さようなら」として使われるが直訳すると「また会おう」の意になる)の意味であってほしい」とつづっており、“最後の来日になるかも”とのうわさはあるものの、ファンとしてはもう一度来てくれることを願うばかりです。

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