『ちいかわ』最新話 ちいかわが高熱に見舞われて…… 不安を残すラストに「不穏な予感」「新たな闇の始まり」（1/2 ページ）

不穏な長編の予感。

[モトタキ，ねとらぼ]

　ナガノ先生が手掛ける『ちいかわ』の最新話が2月17日に更新されました。“虫刺され編”の続編です。

※以下、原作漫画『ちいかわ』最新話のネタバレに触れています

画像はちいかわ公式サイトより引用

　アニメも大人気の『ちいかわ』。原作漫画はX（旧Twitter）で連載中で、ちょっぴり泣き虫だけど優しいちいかわや、その友達の明るくてポジティブなハチワレ、大声で叫ぶうさぎとのなにげない日常を繰り広げる作品です。

　基本は短編ですが、時おり挟まる長編エピソードでは、ホラー展開や重々しいダークファンタジーが展開されることもあります。前回は、オロナミン笛を吹いていたらちいかわが虫に刺される話でした。

視界がグルグルと渦巻き出し……

　17日に更新された最新話は、虫に刺されたちいかわが発熱して寝込んでしまう話です。

　ちいかわが体温を測ると体温計は38.4度を示していました。「ア〜ア〜」「ハ〜ァ…」とすっかり堪えているちいかわ。冷えピタを貼ったり水分補給をしたり、ぬいぐるみを抱えながらもこもこ布団で眠りにつきます。すると視界がグルグルと渦巻き出し、ちいかわはその渦巻きの中に落ちていくのでした。

　Xではどこか不安を残す絵面に、「なんか不穏な予感」「これは不穏な展開になってきた…」「新たな闇の始まり」と今後の展開に怯える声や、「変な虫だったんだ」「虫刺されのせいかな」と前回の虫刺されとの関係性を推測する声が寄せられていました。中には「前の悪夢野郎が再登場するかな」と、“悪夢編”で襲いかかってきた怪異の気配を感じているという声も見られました。

（物書きモトタキ）