マドンナ、ワールドツアー中にステージで盛大に転倒 さすがの神対応に「まさにスーパースター」「これがプロってもの」(1/2 ページ)
65歳とは思えない俊敏な動きにも注目が。
現在ワールドツアー「Celebration」開催中の米ポップ歌手マドンナが、2月18日にシアトルで行われた公演中、ステージ上でド派手にズッコケてしまうというハプニングに見舞われました。このときの映像がSNS上で拡散されると、ハプニングへの対処法が「真のプロ」だと話題になっています。ポップスの女王すぎる。
ダンサーのミスにマドンナは
ハプニングが起きたのは1986年にリリースされた楽曲「オープン・ユア・ハート」をパフォーマンス中のこと。同楽曲のアイコニックなMVを思わせる、椅子を使った振付の最中、男性のダンサーは歌い続けるマドンナが座る椅子の背をつかみ、花道を小走りで駆けながら引っ張るという演出をしていました。
しかしマドンナと同じように高いピンヒールの靴を履いていたダンサーは、ステージ上で滑り、つかんでいたマドンナの椅子ごと大転倒。ダンサーも一瞬ぼうぜんとした様子を見せ、なぜかそのあとマドンナを助け起こさずに椅子だけを持って花道を走り、ダンスを継続しました。
その光景をステージに転がりながら見ていたマドンナ。ゴロンとうつぶせに寝返ると、踊り続けるダンサーを見上げながら、何だかもう笑っちゃう、という様子でかわいらしく笑い始めてしまいました。もう、笑っちゃうしかないのかもしれません。
その後マドンナが自力で飛び上がるように起きあがると、ステージ上にいたカメラマンが気が付いて駆け寄りマドンナを助け起こします。しかし予想外の転倒から床に転がり、起き上がるまでに一瞬もマイクを離すことなく、歌唱を続けたマドンナ。さすがのプロ根性に脱帽です。
2023年には急病に見まわれるも 完全復活にファン一安心
公演に足を運んだファンたちはこのハプニングをさまざまな角度から撮影しており、SNSで拡散。このワールドツアーでは一時、マドンナが安全装置とハーネスを付けてダンスをする姿も拡散され、「健康体操をするおばあちゃんのよう」などという声も聞こえてきましたが、この度の出来事にはさすがマドンナと見直す人が多かったもよう。
「これがプロってもの」「彼女はいつでも起き上がるんだ」「まさにスーパースター」と絶賛する声や、「彼女は16歳のときの私より素早く立ち上がってる」「ほとんどの40代女性は彼女みたいに動けないよ! すごい」と転倒してから見せた俊敏な動きが65歳とは思えないと感心する声が集まっています。
また、「彼が逃げ出しちゃったのが好き」「何で彼は彼女を助け起こさないんだ?」などダンサーの対応に注目する声や、「彼女笑ってるね。20年前なら彼をその場でクビにしてたよ!」「彼女があのかわいそうな男性に態度をガラリと変える代わりに笑ったのがすてき。彼女はその点でまさに本物」と、ダンサーが責任を感じすぎないように振る舞ったのだとするコメントも。
さらにずっとマイクを離さなかったマドンナに対し、「彼女は歌いながら同時に笑うことができるんだ。オリジナル音源に近い音を保ちながらね」と口パクへの疑いも散見されたものの、「彼女は生で歌ってるよ……彼女が転んだとき笑い声も聞こえるでしょう」など、よく聞くとマドンナが生で歌っているのが聞き取れるはずと反論も寄せられています。
さらに「彼女が転んだんじゃないよね。それに彼女、とても元気そうでよかった」と65歳になっても衰えないパワーにあふれる様子を喜ぶ声も。ワールドツアー「Celebration」は本来2023年7月15日にから開始されるはずでしたが、6月にマドンナは「深刻な細菌感染症」によりICUに救急搬送。7月ごろから徐々に元気な姿をInstagramなどで公開しつつ、ツアー開始は10月まで延期されていました。
今回のシアトル公演終了後、マドンナはInstagramストーリーズに黒い衣装でステージに立つ神々しい写真を投稿。「ありがとう、シアトル。天にも昇るような体験だった」と何事もなかったかのように余裕のコメントを添え、足を運んでくれたファンたちに感謝を伝えています。
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