パリス・ヒルトン、90年代大流行アイテム“復活”を熱望し人々に恐怖をもたらす 「絶対だめ!」「痛かったよ」(1/2 ページ)

正直いやかも……。

» 2024年03月18日 19時26分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 お騒がせセレブのパリス・ヒルトンが現地時間3月14日にInstagramを更新。90年代に一世を風靡(ふうび)したファッションアイテムの再流行を予言するパリスに、セレブも含むほとんどの女性たちが“NO”を突き付けています。

パリス・ヒルトン、90年代に大流行したローライズデニムが再びはやると予言 ブリトニー・スピアーズやパリスが愛用して大流行(画像はパリス・ヒルトンのInstagramから)

懐かしアイテム復活なるか? パリスの予言

 パリスがリバイバルを熱望しているのは、彼女自身過去にはあらゆるシーンで愛用していた「ローライズデニム」。Instagramにさまざまなローライズのボトムスを楽しんでいる自身の写真数枚と「逆張り(炎の絵文字)ローライズデニムはカムバックすべき」とのコメントを添えて投稿しました。

 写真のパリスが着用しているのは恥骨が見えるほどに股上の浅いボトムスばかりで、デニムだけではなく、快適に履きたいのが本音のトラックパンツも。全てショート丈のトップスと合わせおへそを見せるスタイルで、パリスの若さと奔放さがあふれでるような懐かしのファッションが並んでいます。かわいいのは間違いないんだけど……。

不便も多かったローライズボトムス

 股上がおへそのラインより下回るローライズデニムは特に1990年代から2000年代にかけて流行し、米歌手ブリトニー・スピアーズら当時絶大な人気を誇ったセレブたちも愛用。お尻が小さく見え、スタイリッシュな印象を作りやすく着やせして見える反面、胴が長く見え、しゃがんだときに下着が見えやすいことからスタイリングには少々気を遣わなければならないアイテム。

 一方、ローライズに取って代わって流行したハイライズは、ウエストから下をすっぽりと覆うことができ、足が長く見え下着ちら見えの心配はなし。体形を問わず着こなしやすく快適で、人々に安全・安心を与える存在として不動の地位を確立していると思われていました。

 しかし2020年代に入ってから徐々にローライズ復興の兆しが。2023年春夏コレクション/秋冬コレクションでも多くのブランドが取り入れ、ファッショニスタの多くは今らしい少しゆるっとしたラインのローライズデニムを愛用している姿が見られます。

当時を知る世代の反応は「勘弁して!」

パリス・ヒルトン、90年代に大流行したローライズデニムが再び流行ると予言 トラックパンツならデニムより挑戦しやすいかも(画像はパリス・ヒルトンのInstagramから)

 実際のところ、街中では断然ハイライズが主流な印象。パリスのこの提案には当時を知る同世代や年上セレブでさえも反対派が多いようで、コメディアンのニッキー・グレイザーは「ええ、でもあなただけね!」とコメントし、俳優のアリッサ・ミラノも「あなたはこれを着こなした唯一の人」とやんわりNOを突きつけました。

 一般のファンたちも「絶対にだめ。これはカムバックさせてはいけない」「賛成! 絶対だめ!」と断固拒否。「これ、生理中に履くと痛かったよ」「遠慮します。あのローライズとTバックの組み合わせを思い出すとゾッとする」「かわいくて痩せてたころは履いてたのに、20年たったらもう(笑)! この身体に何が起こったんだろうね」と過去には愛用していた人も今ではすっかりハイライズ派になってしまったようです。

 さらに、基本的に露出が多くスレンダーな体形の人でなければ快適に履きこなすのが難しいハイライズデニムは、若い女性たちに“痩せなければ”というプレッシャーを与え、精神衛生上よくないアイテムだったとの指摘も殺到。「これこそまさに私が高校時代摂食障害になった理由だよ。(履きこなすための体形の)基準が本当にばかみたいだったね」「2000年代のはじめから始まった私の身体醜形症はこれが大きな原因だった」「あなたには似合うかもしれないけど、私はずーっと砂時計体形ですからね」と深刻な問題をはらんでいるとする声も少なからず寄せられています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/16/news007.jpg まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  2. /nl/articles/2411/16/news013.jpg 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  3. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. /nl/articles/2411/17/news066.jpg 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
  5. /nl/articles/2411/16/news014.jpg 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  6. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  7. /nl/articles/2411/11/news056.jpg 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
  8. /nl/articles/2411/17/news038.jpg 58歳でトレーニングを始めたおばあちゃん→10年後…… まさかまさかの現在に「オーマイガー!!!」「これはAIですか?」【海外】
  9. /nl/articles/2411/17/news039.jpg 母犬に捨てられ山から転げ落ちてきた野良子犬、驚異の成長をみせ話題に 保護から6年後の“現在”は……飼い主に話を聞いた
  10. /nl/articles/2411/17/news004.jpg 「水曜どうでしょう」“伝説のシーン”そっくりな光景にネット騒然 「ダメだ笑っちゃう」「なまら怖い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた