日本の数倍の“物量”だ……! 中国に行ったら「ウルトラマン」人気のすさまじさに驚いた(2/6 ページ)
マジで売上が想像を絶する規模になっていた
おもちゃ屋でびっくりして、さらにモール内をうろうろしていると……うわっ!?
すっげえでかいウルトラマンの看板!?
しかも写真に使われてるのはギンガとビクトリーじゃないか! 全然現行の作品じゃない、2013年〜2014年のウルトラマンっすよ!?
この看板が貼られているのはトレーディングカードショップだった。
さすがにこのあたりで少し事情を調べたり、SNSから情報提供されてきたりして、ようやくなにが起こってるのか把握し始めたんだけど、マジでここ最近中国でのウルトラマン人気が超過熱しており、とくにトレーディングカードの売り上げが凄まじいことになっているらしい。
これは去年のニュースなんだけど、中国のウルトラマンカードの年間売り上げは日本円にして約630億円、玩具も含めた全体の売り上げではついにディズニーを追い抜くなど大変なことが起きているようなんだよね。すごいことだ。
ウルトラマンといえば──前もって予防線を貼っておくと、私は決して「生粋のウルトラマンオタク」、ではなくて知らないこともたくさんあるし見たことない作品もたくさんあるし現行作品も毎年欠かさず見てるわけではなくオタクとして嗜む程度の感じであることは言い訳として宣言しておきたい──例えば先述した「ウルトラマンギンガ」は、放送当時「久々にウルトラマンのテレビ放映がされるぞ!」って感じの作品だったのでリアルタイムで見たんです。
でもなんかずっと山奥みたいなところが舞台で画面全体から「予算が少ないんス! マジで!」って雰囲気が滲み出てて居た堪れない気持ちになったのを覚えている。出てくる怪獣の着ぐるみも過去に作ったものの使い回しが多かったし。
そのときに限らず、「ウルトラマン」ってけっこう浮き沈みが激しい印象で、ことあるごとに「お金を使いすぎちゃった」とか「新作があんまり売れなかった」みたいな話が出てきて、定期的に「円谷(ウルトラマン作ってる会社)がマジでやばい!」って話題が出てる感じあったんだよね。
それが2023年の「ウルトラマンブレーザー」制作発表会のときに「もう全話作り終わってるんですけどこんな怪獣が出てきます!」ってズラッと着ぐるみ出してきてさ、しかも新規に作った怪獣ばっかなのよ。それ見て「うわっ! ギンガのことを思うと随分景気良くなったなあ!」ってすごく驚いたのよね。
そのときはほんと、単純に「ウルトラマンがんばったんだなあ」としか思ってなかったけど、中国に来て「ここで稼いでたんか!!!」って答えを得たような気分になりました。
今年の新番組「ウルトラマンアーク」もアジア圏で同時配信するらしい。販路が広がるというのは素晴らしいことだなあ。どんどん儲けてほしいね。
これは余談かつ、素人考えの勝手な予想なんだけど、ウルトラマンを長いあいだ悩ませていた事件のひとつとして、タイのチャイヨー・プロダクションとの権利問題があった。
これはすったもんだの末にチャイヨープロに(日本以外での)ウルトラマンの権利が渡っちゃったという事件(※)で、タイで円谷の預かり知らないウルトラマンが勝手に作られたりとか結構デカいトラブルになっており、25年も争い続ける大訴訟となっていた。
※その後、契約書の真贋をめぐり裁判で争われ、2008年にタイの最高裁判所で円谷プロダクションが全面勝訴しています→関連記事
これらの問題が2020年にひと通り解決したみたいで、もしかしたらこのことも現在の中国をはじめとしたアジア圏での景気の良さにつながってるんじゃないかなあ……なんて思ってるんだけどどうなんだろう。これ読んだ詳しい人はぜひ補足情報を教えていただけるとありがたいっス。
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
米津玄師、紅白で“205万円衣装”着用? 星野源“1270万円ネックレス”も話題…… 「凄いお値段」「びっくりした」
-
サバの腹に「アニサキス発見ライト」を当てたら……? 衝撃の結果に「ゾワっとした」「泣きそう」と悲鳴 その後の展開を聞いた
-
「箱根駅伝」10区ランナー、“父親が大物アーティスト”と判明し「息子が走ってたなんて」「イケメン息子」と驚きの声
-
「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
-
「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」→こだわり満載の完成品に「すごすぎて意味わからない」と大反響 2024年に読まれたハンドメイド記事トップ5
-
【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
-
授業参観の度に「かっこいい」と言われた父親が10年後……「時間止まってる?」父子の姿に驚愕 2024年に読まれた家族記事トップ5
-
高校生息子にリクエストされたお弁当を作ったら……驚きの仕上がりに「うらやましい」 2024年ねとらぼで読まれた【お弁当記事トップ5】を紹介
-
小さなカエルを大事に育て、たった1年後…… 娘が「こわい!」と逃げ出すレベルの“ヤバい成長”に「デカすぎやろ」「僕でも怖いわ」
-
考え方も性格も“正反対”の2人が結婚→それから13年後…… 苦楽をともにした“現在の姿”に反響 「素敵ですね」
- 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
- 大谷翔平、妻・真美子さん妊娠公表→エコー写真に“まさかの勘違い” 「デコピン妊娠?」「どう見てもデコピンで草」
- 「すごい漢字!」 YouTuberゆたぼん、運転免許証公開 「本名の漢字」に衝撃の声続々
- 「麻央さんにそっくり……」 市川團十郎の11歳息子・勸玄の成長ぶりに驚きの声 「大きくなってる!」「すでに貫禄がある」
- チェジュ航空社長、日本語で謝罪 犠牲者は170人以上との報道 公式サイトは通常のオレンジからブラックに
- 「スマホ入荷しました」 ハードオフ店舗がお知らせ→まさかの正体に大横転 「草しか生えない」
- 母「昔は数十人もの男性の誘いを断った」→娘は信じられなかったが…… 当時の“想像を超える姿”が2800万再生「これは驚いた」【海外】
- 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
- 「思わず泣きそう」 シャトレーゼの“129円クリスマスケーキ”に衝撃 「すごすぎない!?」「このご時世に……」
- 「デコピンを抱き寄せたのはもしかして」 妻・真美子さん第1子妊娠発表で大谷翔平の発言と行動に再注目 「“もう帰る?”は気遣っていたのかも」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」