呼吸困難必至の“砂時計ドレス”でウエストの限界値に挑戦! お騒がせセレブが超絶スタイル披露も毛玉カーディガンが話題独占(1/2 ページ)

コンセプトは「カレとのアツイ夜」。

» 2024年05月08日 17時45分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 キム・カーダシアンが現地時間5月6日(現地時間)、米メトロポリタン美術館で開催されたファッションの祭典「メットガラ2024」へ登場。例年インパクトのある衣装で会場を沸かせるキムは今回、自らの“砂時計ボディー”を極めたかのような美しいコルセット付きドレスで登場しました。一方で羽織っていたカーディガンがミスマッチだとネタ扱いされ、本人自ら弁明することとなりました。

キム・カーダシアン、メットガラ2024のドレス 現実とは思えないくびれ(画像はキム・カーダシアンのInstagramから)

マルジェラのドレスをチョイス

 毎年どんな衣装を身に着けるか期待を寄せられているキムが今回選んだのは、ジョン・ガリアーノがクリエイティヴ・ディレクターを務めるマルジェラのドレス。ホストを務めたゼンデイヤとバッドバニーに、グェンドリン・クリスティー、またパフォーマンスを務めたアリアナ・グランデなど、注目のファッショニスタたちが同ブランドのドレスを選び、2024年度のドレスコード「The Garden of Time(時の庭)」を見事に体現していました。

 そんな中、長い髪をプラチナブロンドに染めたキムは会場の光を反射して輝くシルバーのドレスでメットに降臨。アンティークの銀色のブロケード生地で仕立てた美しいコルセットでウエストを締め上げ、その上に花、葉、小枝などを象ったメタルとさまざまなジュエリーで飾られたマーメイドスカートを合わせたドレスとなっています。

賛否両論上等スタイルで有名に 今回のドレスへの評価は?

キム・カーダシアン、メットガラ2024のドレス バックスタイルもすごい(画像はキム・カーダシアンのInstagramから)

 キムといえば豊かなバストとヒップにキュッとくびれたウエストと、まるで砂時計のような現実離れしたスタイルがトレードマークとしてよく知られています。時に“くびれ”が極端過ぎるといわれたり、美容整形も疑われたりと話題の絶えないスタイルですが、今回はさらに極限まで締め上げられたウエストでまるでアニメから飛び出してきたかのような曲線を実現。動くにもかなり気を遣うのか、階段を登る際には周囲の助けを借りる一幕もあったほどです。

 常に賛否を巻き起こす言動やルックスで現在の地位を築いてきたキム。今回のドレスについても、ネット上では「息ができず、まともな姿勢を保つこともできない」など“あまりに窮屈そう”という意見もあるものの、おおむね“美しい”と好評であるもよう。

 しかし、キムがドレスの上に羽織っているライトグレーのカシミヤのカーディガンへの評価は上々とはいかず。カメラの前で本人がずっといじる様が動画で拡散されていたこともあり、「彼女が必死でしがみついてるこのカーディガンについて説明をしてほしい」とファンが困惑することに。

 「ドレスは最高……でも、カーディガンはいったい何!?」「このカーディガン、まるで逆さまに着てるみたいだし、よく見ると毛玉もある」「キム・カーディガン」と、せっかくの美しいドレスや、「メットガラ」のような場に“カーディガン”という選択がふさわしくないと散々な評価。

 中には「この美しいドレスをSHEINのカーディガンが完全に台無しにしちゃってるね」とまるでファストファッションブランドで購入した品物のように見えると、これでもかというほどケチョンケチョンに多くの人々からこきおろされてしまいました。

過去には歴史あるドレスでやらかしたことも

キム・カーダシアン、メットガラ2024のドレス 問題のカーディガン……(画像はキム・カーダシアンのInstagramから)

 メットガラでのキムは毎年話題性が高い分、反発も大きいのが恒例。2013年に初めてメットガラに参加した際、第一子妊娠中だった彼女はジバンシィの花柄ドレスを着用。そのドレスについてネット上で「うちのソファみたい」などと散々にこきおろされてしまい、泣きながら帰ったことをのちに明かしています。

 また2022年には、マリリン・モンローがジョン・F・ケネディ大統領の誕生日パーティーで「ハッピーバースデー・ミスタープレジデント」を歌っていたときに着ていた有名なドレスを博物館から借用。歴史的価値も高くこの世にただ一着のドレスを着用したのち、布や装飾に損傷を与えて返却したと専門家がSNSで怒りをぶつける事態になり、世間からも総スカンを食らう羽目になってしまいました。

コンセプトは「カレとのアツイ夜」 “キム・カーディガン”の裏話

 今回こそは芸術作品のようなドレスを着用し高評価かと思われたものの、羽織っているカーディガンでひと騒動起こしてしまったキム。しかし彼女は会場で米VOGUE誌の取材に答え、なぜカーディガンで前を覆っていたのか謎を説明しています。

 ネット上ではキムがカーディガンに「しがみついている」ように見える理由について、彼女が「不安を感じていた」「ドレスが破れていた」などさまざまな臆測も飛び交いましたが、これは彼女とデザイナーのガリアーノが特別展のテーマ「Sleeping Beauties: Reawakening Fashion(眠れる美女:ファッションがよみがえるとき)」やドレスコード「The Garden of Time(時の庭)」について考えを巡らせた結果だとのこと。

 何とこのカーディガンで前を隠すようにするしぐさは、“人生で最高の夜を最高の相手と庭で過ごす”イメージに沿った演出だったと明かしました。いわく、「私は外へ飛び出して、彼氏のセーターをつかんで、それを着て仕事に行かないといけないの」と頭の中で描いていた情景を語っています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  2. /nl/articles/2412/20/news034.jpg 「博物館行きでもおかしくない」 ハードオフ店舗に入荷した“33万円商品”に思わず仰天 「これは凄い!!」
  3. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  4. /nl/articles/2412/20/news050.jpg 「マジかーーー!」 新札の番号が「000001」だった…… レア千円を入手した人が幸運すぎると話題 「555555」の人も現る「御利益ありそう」「これは相当幸運」
  5. /nl/articles/2412/20/news148.jpg 浅田真央、男性と“デート” 驚きの場所に「気づいた人いるかな?」
  6. /nl/articles/2412/20/news016.jpg 身内にも頼れず苦労ばかりの“金髪ギャルカップル”→10年後…… まさかまさかの“現在”に「素敵」「美男美女でみとれた」
  7. /nl/articles/2412/18/news144.jpg 海岸で大量に拾った“石ころ”→磨いたら…… 目を疑う大変貌に「すごい発見!」「石って本当にすてき」【カナダ】
  8. /nl/articles/2412/18/news047.jpg トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
  9. /nl/articles/2412/15/news077.jpg 生後1カ月の保護子猫、後頭部を見るとあのアルファベットが……→9カ月の現在にびっくり 「プレミアム猫」「本当にPですね」
  10. /nl/articles/2412/19/news190.jpg 辻希美、17歳長女・希空に「ダサすぎるって」とツッコんだ格好 
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」