12年続いてきた「ペダステ」シリーズに幕 舞台「弱虫ペダル」が最終公演を今夏開演(1/2 ページ)

ペダステって、本当にファンタスティックですね。

» 2024年05月16日 12時12分 公開
[西尾泰三ねとらぼ]

 自転車競技を「ハンドルと役者のマイム」で再現してしまった舞台「弱虫ペダル」(通称:ペダステ)が、新シリーズとなる第4弾公演を発表。併せて、12年続いてきた「ペダステ」シリーズの最終公演となることが発表されました。

舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears 「ペダステ」シリーズ最終公演が発表

8月31日から9月8日にかけて東京都品川区の「シアターH」で上演

 第4弾公演として発表されたのは、「舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears」。作品概要は明かされていませんが、脚本を手掛ける西田シャトナーさんによると、「この夏私たちが皆さんにお見せするのは、この物語の中でもとびきりの奇跡を主人公たちと観客たちが成し遂げる、最高のレース」とのこと。2024年8月31日から9月8日にかけて東京都品川区の「シアターH」で上演されます。

 舞台「弱虫ペダル」は、渡辺航さんの原作漫画を舞台化したもので2012年に初舞台化。自転車競技を「ハンドルと役者のマイム」で再現した西田さんの画期的な演出がさえ、熱狂的なファンを生み出すとともに、「2.5次元舞台」が注目を集めるきっかけとなった作品の1つです。

 シリーズ10周年を迎えた2022年には、それまでのシリーズで手嶋純太を演じていた鯨井康介さんを演出に迎えて、舞台「弱虫ペダル」The Cadence!(2022年)、インターハイ1日目を描いた、舞台「弱虫ペダル」THE DAY 1(2023年)、インターハイ2日目を描いた舞台「弱虫ペダル」THE DAY 2(2024年)が上演。新シリーズのキャストたちによる新たな「ペダステ」となっていました。

舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル ペダステ歴代キービジュアル

脚本・レース演出メソッド創作/監修:西田シャトナーコメント

 自転車という乗り物の不思議さを、いつも思いながら舞台「弱虫ペダル』を作ってきました。

 自転車は、ただ2つの車輪で自立し、人間を獣より速く走らせる。それを見たことのない人には信じられない、思い込みをつくがえす、魔法のような乗り物です。

 こんな不思議の実在が世界の真実なら、どんな不可能そうなことも、私達は必ずやれる。そのことが、原作「弱虫ペダル」にもずっと描かれています。

 この夏私達が皆さんにお見せするのは、この物語の中でもとびきりの奇跡を主人公たちと観客たちが成し遂げる、最高のレースです。ご期待ください!

演出:鯨井康介コメント

 手嶋純太として走った時代。そして演出家として仲間の走りを見つめる今。思えばどちらも先輩の背中を追いかけながら、自分のできることは何かと問いかけてきた日々だったように思います。

 舞台「弱虫ペダル」は、私にたくさんのチャンスと夢をくれました。それをつかみ取ろうと、頭と脚を回して回して。また回して。

 そうやってもがき続けた日々が、ついに一つのゴールを迎えようとしています。

 これまでペダステを愛し、時には沿道の花々としてともに作品を彩ってくれた皆さまに心からの感謝を申し上げます。ペダステって、本当にファンタスティックですね。

 ついに今作最終章。

 涙と汗の向こうに、何が待っているのか。頼もしい仲間と、皆さまとともに探しにいきたいと思います。

音楽:manzoコメント

 舞台音楽制作の経験が全くない私に、舞台「弱虫ペダル」の音楽制作のご依頼が来たのは2011年の事でした。

 以来、13年にわたって今回の最終公演まで音楽に携わらせていただきました。

 稽古場でキャスト・スタッフさんが懸命にペダルを回す中、私は仕事場で全力で音楽制作というペダルを回し続け、いかに音楽家として健やかに育ててもらったかと思うと感謝してもしきれません。

 キャスト・スタッフさんが懸命にゴールを目指すのと同じく、今回も今まで通り私は全力でペダルを回します。

 皆さま、その熱を、是非劇場で体感してください!

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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