関東撤退から半年 東京に復活した「東京チカラめし」、なぜ新店舗が庁舎内に?(1/3 ページ)

SNSには「味が変わったのでは」との声も。はたして?

» 2024年06月02日 11時00分 公開
[Tomoねとらぼ]

 しばらく関西の1店舗だけになっていた「東京チカラめし」が、5月に東京に復活しました。庁舎内食堂という少々特殊な立地での復活はなぜなのか、今後はどうなるのか、運営元のSANKO MARKETING FOODSに聞きました。

東京チカラめしの焼牛丼

「東京チカラめし」なのに東京から消えていた

 東京チカラめしは2011年、「焼牛丼」を看板メニューに掲げて誕生。その後店舗は急増しましたが、出店ペースとスタッフ育成が追い付かず閉店が相次ぎ、2023年8月に定期借家契約満了で千葉県・新鎌ヶ谷店が閉店すると、“東京”ばかりか関東から店舗がなくなり、国内の店舗は大阪日本橋店のみとなっていました。

閉店した新鎌ヶ谷店

 このときSANKO MARKETING FOODSは「できるだけ早いタイミングで東京都内に新店舗オープンのご案内ができるよう、現在はふさわしい物件を探しております」と述べており、半年後の2024年5月に都内に「東京チカラめし食堂」がオープンしました。

「味が変わったのでは」との声もあるが……

 「東京チカラめし食堂」は東京法務局などが入る九段第二合同庁舎(東京都千代田区)の地下にあり、営業時間は11時から14時と“社食”的な店舗ながら、一般の人も利用可能(6月からは夜営業も予定)。看板メニュー「元祖!焼き牛丼」に加えて、オリジナルの日替わり定食メニューやそば・うどんなどの麺メニューを提供しています。

 庁舎内の店舗となったのは、SANKO MARKETING FOODSが現在、食堂運営事業を手がけていることが背景にあります。食堂運営を行う中で縁があり、日替わり定食と焼き牛丼の店舗を構えることになったと同社は述べています。「もともと半蔵門でチカラめしのお店を出店しており、近隣の商圏にご愛顧いただいていたことから、出店することになりました。すべてご縁だと思っております」

 オープン後は、省内の職員のほかにも多くのチカラめしファンが来店しているとのことで、「励ましのお声なども頂いており、ご期待にそえるように「元祖焼き牛丼」を提供していきたく考えております」と同社は述べています。

元祖!焼き牛丼

 一番人気のメニューは看板商品の「元祖!焼き牛丼」。SNSでは一部「味が変わったのでは」との声も見られますが、「首都圏で最後のお店だった新鎌ヶ谷の時と変わっていません。調理方法、タレ、レシピなどは昔のチカラめしと同じです」(SANKO MARKETING FOODS)と味は変えていないとのこと。

今後は?

 「東京チカラめし食堂」は庁舎内という少々特殊な立地で、営業時間も限定的。今後通常の立地の新店舗を展開する予定はあるか聞いたところ、「ご縁があれば、通常の立地での出店も考えておりますが、まず九段下職員食堂で、良きお店となるようにしていきたく考えています」と同社は回答しました。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2410/05/news022.jpg 「クレオパトラみたい」と言われ傷ついた55歳女性→カット&パーマで大変身! 「本当にびっくり」「素敵なマダムに」
  2. /nl/articles/2410/05/news040.jpg 伝説の不倫ドラマ「金曜日の妻たちへ」放送から41年、キャストの現在→75歳近影が「とても見えません」と話題
  3. /nl/articles/2410/02/news116.jpg 余りがちなクリアファイル、“じゃないほう”の使い方で食器棚がまさかのスッキリ 「目からウロコ」「思いつかなかった!」と反響
  4. /nl/articles/2410/05/news023.jpg 七五三で刀を持っていた少年→20年後には…… “まさかの進化”に「好きなもの突き進んでかっこいい!」
  5. /nl/articles/2410/05/news018.jpg 野良猫が窓越しに「保護してください」と圧をかけ続け…… ひしひし感じる強い意志と表情に「かわいすぎるw」「視線がすごい」
  6. /nl/articles/2410/05/news012.jpg 「あのお客さんに幸あれっ!」 小銭の出し方が完璧な“神客”にレジ店員感激 会計がスムーズになる配慮が参考になる
  7. /nl/articles/2410/04/news048.jpg 「こういうの好き」 割れたコップの破片を並べたら…… “まさかの発想”で息を飲むアート作品に 「すごいセンス良い」「前向きな考え」
  8. /nl/articles/2410/04/news040.jpg 50代女性「モンチッチみたいにしてほしい」→美容師がプロのワザを見せ…… 別人級の変身に「めっちゃお洒落」「すごい!」
  9. /nl/articles/2410/04/news025.jpg 「これが免許証の写真???」 コスプレイヤーが公開した“信じられない”免許証が話題 コスプレ姿との比較に「両方とも可愛いすぎる」
  10. /nl/articles/2410/05/news032.jpg 大型犬が18年間、ドアを開け続けた結果……そうはならんやろな驚きの末路に「どうしたらこんな風になるのよ」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
  2. 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
  3. トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
  4. 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
  5. そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
  6. 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
  7. 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
  8. “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
  9. 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
  10. 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声