80年代を代表するポップシンガー、シンディ・ローパーが“最後のツアー”を発表 東日本大震災後の“愛”を忘れず「日本にも」の声(1/2 ページ)
さびしい……。
70歳の米シンガー・ソングライターのシンディ・ローパーが現地時間6月3日、“最後のツアー”を発表。グラミー賞、トニー賞、エミー賞に輝き音楽史に残る功績を残してきたアーティストの決断に、多くのファンが感慨深い思いを寄せています。
現時点で日本公演の予定はなし
シンディとライブネーションは、これまでのシンディのヒット曲などを編集した動画をInstagramへ投稿し、「公式に発表します! シンディ・ローパーの『Girls Just Wanna Have Fun Farewell Tour(ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファンさよならツアー)』」開催を告知でき喜んでいます!」と発表。
「全てのお気に入りの曲を一緒に歌い、すばらしい思い出を作る準備を。チケットは金曜日に発売です。誰と一緒に行きますか?」とこれでシンディがツアーから引退することとチケット発売日に関する告知を行いました。現時点で発表されているツアー日程は、10月18日のカナダ・モントリオールからスタートし、12月5日にシカゴのユナイテッド・センターで終了予定となっています。
1980年代を代表するソロシンガー
この告知へ、「シンディ、シンディ、シンディ!!! 史上最高の女性シンガーだよ!!!」「さよならツアー!? いやだー!」など、こみ上げてくる感情を抑え切れないファンからのコメントが殺到。「お願いだから、日本にも来て!」と日本のファンからと思われる書き込みも見られました。追加公演ないの……!?
シンディは1978年に自身のバンド「ブルー・エンジェル」を結成し、1980年にアルバムを発表。バンドはすぐに解散するも、1983年のアルバム「シーズ・ソー・アンユージュアル」でソロデビューしました。
アルバムに収録されたシングル4曲「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」「タイム・アフター・タイム」「シー・バップ」「オール・スルー・ザ・ナイト」が立て続けに大ヒット。1984年の第1回MTV Video Music Awardsで「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」が最優秀女性ビデオ賞を、1985年には第27回グラミー賞で最優秀新人賞と最優秀アルバム・パッケージ賞を受賞し、輝かしいキャリアを積み上げていきました。
また、アフリカの飢餓を助けるためクインシー・ジョーンズが企画し、ライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソンが作詞・作曲をした1985年のキャンペーンソング「We Are The World」にも45人の著名アーティストの1人として参加。さらに1995年、ドラマシリーズ「あなたにムチュー」でエミー賞ゲスト女優賞を受賞。2012年にはミュージカル「キンキーブーツ」の音楽担当を務め、第67回トニー賞オリジナル楽曲賞を受賞しました。
“311”後、真っ先に日本へやってきてくれたシンディ
また、さまざまな人道支援にも積極的であり、親日家としても知られるシンディは、2011年3月11日に起きた東日本大震災の直後、多くの海外ミュージシャンが来日を中止する中でコンサートを予定通り決行したアーティストの1人。3月16日からのコンサートを予定通り行い、その後チャリティのための募金活動も行いました。
東日本大震災から10年以上が経過してもそのことを過去のものにせず、2024年3月11日にも日本の国旗をまといコンサートで熱唱したときの動画をInstagramへ投稿し「3月11日という日に、全ての日本の友達を思っています。愛と光、癒やしを」とメッセージを添えています。
第一線をしりぞく大物アーティストたち
現在77歳のエルトン・ジョンは2023年7月、「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー」を終え、ツアーから引退。現在75歳のビリー・ジョエルは2014年1月から続けてきたNYのマジソン・スクエア・ガーデンで毎月開催している定期公演を2024年7月で終了すると発表しています。
同年代の大物アーティストたちが第一線をしりぞく決断をしていく中で、シンディはまだツアーから引退する理由については明かしていません。しかし5月29日にはブルックリンで行われたニッキー・ミナージュのコンサートへゲスト出演し、「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」をニッキーがサンプリングした2023年の楽曲「Pink Friday Girls」をともにパフォーマンス。会場を大いに盛り上げたシンディの様子を見ると、なぜツアーを引退するのかわからないほど元気で歌声も昔のまま。ツアー引退に関する本人のコメントが待たれます。
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2019年以来、映画出演もストップ。
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