ベテラン漁師が“高級魚の大群”に投網→引き上げると…… 衝撃的光景に「凄いの一言、圧巻」「見応えバツグン!!!!」(1/2 ページ)
こうやって獲ってたのか……!
投網漁師さんに密着した動画がYouTubeチャンネル「釣りいろは」に投稿されました。動画の再生数は48万回を突破し、「まさに芸術技」「プロですね!」と反響を集めています。
伝統漁法「投げ網」
投稿者は、主に九州地方の佐賀県・長崎県での魚釣りや調理動画を公開しているYouTubeチャンネル「釣りいろは」を運営するとくさん。以前には、用水路を探索中に“ロケットのように飛び出す物体”が激突してくる光景も話題となりました(関連記事)。
今回は、有明海の伝統漁法の1つ、「投げ網」を行っている漁師さんに密着し、高級魚「コハダ」を獲りに行くとのこと。一体、どれだけたくさんのコハダを捕まえられるのでしょうか!(※編集部注 コハダは、シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロと成長するごとに呼び名が変わる成長魚です。本動画では、高級魚とされるシンコ・コハダをコノシロと呼んでいます)。
漁師さんと一緒に出発!
まだあたりが暗い中、とくさん一行は船を出して、コハダが獲れるポイントへ出発。コハダは音に敏感なため、オール(ロウ)を手動で漕いだり、声を抑えめにしながら近付きます。ポイントに着いたころには空も明るくなり、漁師さんは望遠鏡で周囲を探索。すると、さっそくコハダを発見したようです。
大量のコハダが……!
よく見ると、海にはコハダの群れが出没している様子。漁師さんは重さ11キロの投げ網を軽々と投げたあと、すぐに網を引っ張り上げます。そこには、なんとコハダが網いっぱいにかかっていました。短時間でこんなに獲れるなんてすごい……!
とくさんは、水揚げされた活きのいいコハダたちを見て「うわぁあ〜! すごい!」と大興奮! その後の投げ網も、興味津々で見守ります。そして2回目、3回目も網にかかったコハダは大漁。もはや網に入りきらないくらいのコハダがかかっています。
ところが、投網歴30年の漁師さんいわく、今回はそこまで多くないとのこと。撃ちどころを定めるのは、どんなに経験が長くても難しいようです。それでも、この日のノルマは達成することができました。なお、動画では投網の様子をドローン撮影した様子も見ることができます。
資源管理に尽力する漁師さん
その後は帰港し、漁師さんととくさんは資源管理についてトーク。漁師さんは市場に送るコハダの量を制限したり、コハダの産卵期には長期休みをとったりすることで、一度の漁で大量にとれるようになったと教えてくれました。環境のこともしっかり考えていてすてきです!
なかなか見られない貴重な投網や、漁師さんの考える資源管理について、コメント欄では「かっこよ!!」「投網の広がり方がホント綺麗」「有名な有明海のコハダってまさか投網で獲っていたとは」「群れが遠い時どうするのかと思ったけど、手漕ぎで近づくのが」「漁師さんの尽力あっての高級魚なんですね」といった声があがっています。
とくさんはYouTubeチャンネル「釣りいろは」の他にも、自作キャンプ場で大人が全力で遊ぶチャンネル「いろは少年」、料理チャンネルの「とくの料理人への道」を運営。その活動情報はX(Twitter/@Kashimacity)でも発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「釣りいろは」さん
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