“細胞レベル”で料理嫌いな主婦、5日間の夕食作りで…… 衝撃のラストに「子どもにご飯食べさせてる時点で満点」(1/3 ページ)

そういう日もあると思います。

» 2024年10月15日 19時30分 公開
[神奈川はなねとらぼ]

 細胞レベルで料理嫌いだという主婦の5日間のメニューが、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で4万回視聴を突破、1000件を超える“高評価”が寄せられています。

料理動画の常識を覆す驚愕のラストを見逃すな
細胞レベルで料理嫌いな主婦の常識を覆すレシピ

料理嫌いの主婦によるメニュー

 投稿したのはYouTubeチャンネル「こじらせ主婦アキの整わない暮らし。」のアキさん。以前、“死んでも床に物を置く”家族の汚部屋を掃除した時の様子を紹介してくれた方です(関連記事)。

1日目

 今回の動画は5日間の夕食メニューなのですが、1日目から手違いがあり、ご飯を炊いていないのに夜18時半を過ぎてしまいました。

 時間がない時は圧力鍋の出番。アキさんがお米をはかっている後ろで、長男君が自分のポケカを見せて付けてきます。この日はあと25分で子どものお迎えに行く予定なので、それまでにワンパンハンバーグとマカロニサラダを作っていきます。

 アキさんの脳はレシピを覚えることすら細胞レベルで拒否しているということで、スマホでレシピを確認します(レシピ管理に使っているのは「献立記録アプリmeek」だそうです)。

 フライパンに合いびき肉、厚揚げ、玉ねぎなどを入れて行きます。マカロニをゆでながら、ハンバーグだねの下味付け。気に入っているという塩こうじを入れて行きます。

 ビニール手袋をつけてハンバーグだねをコネコネ。量が多すぎてワンパンハンバーグがツーパンハンバーグになってしまいました。ようやく火を点ける頃には、残り時間が3分に。タイマーをかけて長男君に火の番を頼み、子供達のお迎えに行きます。

細胞レベルで料理嫌いな主婦の常識を覆すレシピ 1日目 ワンパンハンバーグとマカロニサラダを作ります

 お迎えから戻り、子供達たちにはお風呂に入ってもらい、マカロニサラダとハンバーグソースを仕上げて行きます。

 リビングでは教科書の音読を始める子もいて、急ににぎやかになりました。できた料理を並べようとしたら、テーブルの上は物の山。なんとか片付けて無事に夕食となりました。

細胞レベルで料理嫌いな主婦の常識を覆すレシピ 無事完成

2日目

 この日も手違いがあって夕食を作り始めるのが遅くなってしまいました。原因はお友達の家に遊びに行っていた末っ子ちゃんが「まだ帰りたくない」と駄々をこねたこと。これにより、約30分のタイムロスが生じてしまいました。

 この後、長男君の塾があるため、いら立ちながらも支度をしていると、末っ子ちゃんが謝りに来ました。えらい。

 この日のメニューは初挑戦のちくわギョーザ。ビニール袋の中でギョーザのたねを混ぜ、切り込みを入れたちくわに絞り出していきます。

 ビニール袋のチョイスが良くなかったのか、手間取る場面もありましたが、無事にちくわギョーザが完成。「盛り付けセンス、ゼロ」と言いながらお皿に盛って行きますが、味は好評だったみたいです。

 余談ですが、アキさんは手作りのおみそを使っているとのこと。それだけでも尊敬してしまいます。

細胞レベルで料理嫌いな主婦の常識を覆すレシピ 2日目 初挑戦のちくわギョーザ

3日目

 「やりたくねぇぇぇ!」と叫んで3日目の夕食作りがスタート。この日は通常の時間に作り始めることが出来ました。

 1品目は豚汁。普段は主菜・副菜・汁物の3品をそろえようと努力しているそうですが、アキさんの中で豚汁は副菜と汁物を兼ね備えているため、2品でOKということにします。

 メインは、ふじたかなさんのワンパン鶏むねキムチーズ焼き。子供にも好評なメニューです。レシピには焼肉のタレを入れると書いてありましたが、なかったので塩こうじで代用。冷凍庫からほうれん草を発見し、買っておいた過去の自分をほめながらフライパンに投入します。

細胞レベルで料理嫌いな主婦の常識を覆すレシピ 3日目 豚汁とワンパン鶏むねキムチーズ焼き

4日目

 この日はまたまたトラブルが発生。DIYで作っている倉庫の屋根が合わなかったようです。精魂尽き果てて選んだメニューは冷凍のカニクリームコロッケ。ご本人は「すいません」「隠蔽しようかな」「料理してないもんな」と言っていますが、ご飯を炊いて揚げ物をしているのは立派な料理だと思います。

細胞レベルで料理嫌いな主婦の常識を覆すレシピ 4日目 カニクリームコロッケ

5日目(最終日)

 5日目の夕方キッチンに入ったアキさんは、床に散らばったお菓子のパッケージを発見。「ドロボウでも入った?」とつぶやきます。

 キッチンシンクには前日使ったお皿や鍋がそのまま。「この家に主婦いないでしょ」とつぶやきながら、もくもくとお皿を洗います。アキさんの心の中では、天使と悪魔がせめぎ合い。最後は天使を消し去って「よし、行くか!」と声に出します。

 アキさんが子供達を連れて向かったのは、平日に訪れることを月一で自分に許しているという場所、丸亀製麺。アキさんの自宅から近いこの店舗はいつ行っても対応が素晴らしく、夕食を作れなった敗北感をいつも優しくいやしてくれるそうです。うどんや天ぷらを前にした子供達もなんだか楽しそう。今週もおつかれ様でした。

細胞レベルで料理嫌いな主婦の常識を覆すレシピ 5日目 丸亀製麺へ

「私も細胞レベルで料理嫌いです」

 コメント欄には「私も細胞レベルで料理嫌いです」「仮に毎日冷食外食でも子供にご飯食べさせてる時点で満点です」「食事を作って子供達と一緒に食べる。これだけで子供達は健全に育ちます」といった声が。「え、みんなこんなに凝った料理毎回毎回作ってるの?」「この動画を見て、『え、ご飯めっちゃ作ってるじゃん!』と裏切られ。コメント欄に救われました」といった書き込みもありました。

 別の日の投稿では、死んでも床に物を置く家族の続編や主婦(主夫)のストレス、寝室の断捨離の様子などを公開中。もう1つのYouTubeチャンネル「こじらせハウスお片付け隊+DIY」では、自宅のDIYの様子を発信しています。

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