日本航空の整備士たちに密着! 安全な空の旅を影で支える人たちの活躍に「偉大」「整備士さんホントかっけ〜」(1/2 ページ)
プロフェッショナルな人々のお仕事。
JAL(日本航空)のYouTubeチャンネル「JAL、サブチャンネルはじめました。」(@JAL-sub)で、千葉県成田市にある「エンジンメンテナンスセンター」で働く人々の仕事に密着する動画が公開されました。
整備士・堀井さんが仕事を紹介
今回の動画には、これまで同チャンネルにたびたび登場している羽田空港期整備センター所属の整備士・堀井さんが登場。空港敷地内にあるエンジンメンテナンスセンターを訪れて、エンジン整備センターの田上さんとともにセンター内を見学しました。
1階にあるエンジン分解場所を訪れると、そこには「エアバスA350-900」という機体に搭載されているエンジンが整備を受けていました。エンジンは羽田空港からエンジンメンテナンスセンターに運ばれて分解され、海外に外注業者を経由して送られて、整備を受けて再び成田に戻ってくるそうです。送り出すための分解作業も一苦労で、1基をバラすのに約3日もかかるとのことです。
見学中にはエンジンから取り外したファンブレードも登場。ずらりと並んだ黒いファンブレードは、機内からも確認できる“ぐるぐる”と回っている羽のことで、重量は1つ約17キロ! 何とそのお値段は成田市に1軒家が買えるほど高額なのだとか……。バランスを取るために取り付ける場所が決まっており、1つずつ番号が振られていることも教えてくれました。
さらに堀井さんと田上さんは「非破壊検査」のエリアへ。ここは部品内部の割れや傷(クラック)を発見するための検査が行われています。
蛍光浸透探傷検査では、クラックの有無をチェックするため、部品に蛍光の液体をかけます。割れがあるとその部分に液体が浸透するため、ブラックライトを当てたら傷だけが浮かび上がります。他にも肉眼でチェックしたりX検査でチェックしたりする場合もあり、傷がある部品は交換となります。
さらに、分解したモジュールを仕分ける場所や、部品のバランスを調整する部署があります。他にも2人は、ボーイング767のCF6というエンジンがある場所にも足を運んでいました。圧倒されるほど大きい……!
3階にある検査と修理の部門へ
1階を一通り見学した後は、検査と修理の部門がある3階を訪れた堀井さんと田上さん。検査エリアでは、スタッフがバラバラになったパーツをテーブルの上でチェック中でした。
エンジンの電装関係を整備する部署では、スタッフがそれぞれの長さが厳密に決められている電線をチェックします。専用の機器を使ってPCにつなぎ、電気が通っているかをチェックしていくそうです。
こうして各モジュールがそれぞれの専門部署でメンテナンスされて、再びエンジンとして組み上げられます。
堀井さんは「こうしてエンジンのプロフェッショナル集団がいるからこそ、エンジンが出来上がり、それが飛行機に付き、それが飛んでいくっていうスケールのでかさに、あらためてそんな壮大なスケールの一員にいられてうれしいなって思います」と感慨深そうに語りました。
また、田上さんも「日本航空のエンジンはちゃんと整備されているんだよっていうのを見ていただければうれしいです。安心してご搭乗ください」と伝えました。
縁の下の力持ちである整備士たちへの反響
日常では見ることのない世界に、YouTubeのコメント欄には「整備士さんホントかっけ〜」「乗客としては普段接することのない整備士さんがすごい飛行機愛を持って仕事されてるのが伝わってきます!」「こんなに沢山の人が携わって一便一便飛んでいるのかと思うと、改めて飛行機の素晴らしさを感じるとともに、世界中に連れて行ってくれる航空関係者の皆様の偉大さを感じました」と感謝の言葉が寄せられています。
画像はYouTubeチャンネル「JAL、サブチャンネルはじめました。」(@JAL-sub)から引用
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
“部屋が汚すぎて”彼氏に振られた女性→1人孤独に片付けを続け、600日後…… まさかの光景に「感動しました」
-
高校生のときに出会った“同級生カップル”→「親に頼らん!」と必死に貯金して…… 19年後、現在の姿に反響
-
「痩せた」 大谷翔平、“最新ショット”に驚きの声 “寝ぐせ”にツッコミも……「うわ凄い絞ってる」
-
「やられたな」 ベトナムで「FUJITSU」だと思って購入した家電→“衝撃の正体”に思わず戦慄
-
生え際後退で老けて見える25歳男性、プロが大胆カットしたら…… 「不可能を可能にした」「35歳から15歳に」大変身が740万再生【海外】
-
普通の折り紙1枚を、パタパタ折っていくと…… プレゼントにぴったりな美しいアイテム完成に「すげぇつくりたい」「かわいい」
-
水道検針員から直筆の手紙、確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生→大反響から1年たった“現在の様子”を聞いた
-
【ハギレ活用】「もう最高……」 着物のハギレをリメイク→わずか30分で“すてきなアイテム”が完成! 「私にもできそう」
-
【編み物】彼氏のために、緑と黄緑の毛糸を正方形に編んでつなげると…… 圧巻のおしゃれな大作完成に「息をのむほどすばらしいよ」
-
「こういうの大好き」 ユニクロ“3990円パジャマ”が発売前から話題騒然 「最高」「シンプルで良い」
- 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
- DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
- 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
- スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
- 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
- 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
- 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
- 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
- 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
- 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
- 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
- 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
- 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
- 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議