巨大タンカー船、1年間のガンコ汚れが“鬼の高圧洗浄”でまぶしい輝きに! 「普段見られない」「スケール感に慄きます」(1/3 ページ)
年に一度の塗り直し。
タンカー船を大掃除して、きれいに塗装する動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で、この動画の再生数は12万回を超え、「普段見られない」「スケール感に慄きます」などの声が寄せられています。
ドックでメンテナンス
動画を投稿したのは、内航タンカー事業を手掛ける東幸海運のYouTubeチャンネル。同社では年に一度、船を陸に上げる設備「ドック」でタンカー船の塗装を行っています。整備前の船はあちこち塗装が剥がれている状態。海水と接する船体下部には海藻などの汚れが付着しています。
今回の大掃除はドック自体が浮き沈みする「浮きドック」で実施。まずはドック内部で船のアンカー(イカリのこと)を下ろし、船底のプラグを抜いて海水を排出します。海水はすさまじい勢いで噴き出しますが、タンクが空になるには半日以上かかることもあるそうです。
表面をきれいに
アンカーとチェーンを出し、海水を吸い上げる取水口のフタも撤去。準備ができたら、車のボディーをへこませるほどの高圧で真水を噴射し船体を洗浄していきます。海水由来の塩分が残っているとペンキが塗りにくくなるので、こびり付いている海藻や剥がれかかってる古いペンキなどと一緒に落とします。
洗浄したら船体を乾かし、工具のディスクサンダーや細かい粒子を噴射して磨く装置サンドブラストなどを駆使して、船の表面を根気強く研磨。ペンキが剥がれている部分を鋼材が見えるまで磨いたり、新しいペンキが塗りやすくなるようならしたりします。また、この間に船のプロペラも外して付着したフジツボを取り除き、船本体を守る亜鉛板を交換しておきます。
黄色と黒、赤、白の塗料
タンカー船の下部に使われているペンキの色は赤。フジツボの付着を防止してくれる金属成分が含まれているため鋼材には直接塗れません。そこで、下地として黄色いさび止めを使います。塗り終わるころには、船底が真っ黄色になりました。
さび止めが乾いたら、高所作業車から黒いスプレーを船の上側に向かって噴霧。船の名前や記号など、白色で書かれていた部分も全て黒く塗りつぶします。塗料の境目にマスキングテープを貼ったら、いよいよ船体下部を赤く塗装。テープ付近はローラー型のはけを使って手塗りします。
フジツボから船を守ってくれる赤い原料「亜酸化銅」を含んだペンキの価格は、1缶あたり4万円ほど。一度に60缶以上使うので、塗り直し作業に必要なペンキだけで車が買えてしまいます。しかし、この塗料は安全な航海のために必要な物。ペンキ代をケチるわけにはいきません。
作業後の姿は……
平行して船名や記号の部分も白く着彩。黄色かった船底も再び赤くなり、タンカー船はピカピカの状態に仕上がりました。ドックでの作業期間は5~6日程度。この間に水洗いから塗装までを終わらせるそうです。
タンカー船が生まれ変わる光景には、「大変興味深い動画」「日本の物流のためがんばってください!」「有意義な動画ありがとうございます」「一度は間近で見学してみたい」などの感想が寄せられています。
東幸海運はX(Twitter/@tokokaiun)アカウントも運営中。YouTubeチャンネル「東幸海運タンカーの日常」では、タンカーの船体やエンジンが完成するまでの工程などを公開しています。
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