ねとらぼ
2025/01/29 12:40(公開)

「虫の知らせっていったらアレ」「つらそうにしてるし」 がん逝去の森永卓郎さん、最期間際の様子を長男告白……別れ際の会話も明かし「いい言葉だったのかな」

「ありがとうね」

 経済アナリストの森永卓郎さんが1月28日の午後に原発不明がんのため死去。同じく経済アナリストの長男・森永康平さんが29日、レギュラーを務めるラジオ番組「おはよう寺ちゃん」(文化放送)に出演し、卓郎さんと“最後に交わした言葉”を明かしました。

森永卓郎の長男で経済アナリストの森永康平
長男で経済アナリストの森永康平さん(画像は森永康平公式Instagramから)
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父親の生き様に感化される

 卓郎さんは亡くなった日の朝、ニッポン放送のラジオ番組に電話出演を予定していたものの、体調不良のため直前に欠席。その数時間後に帰らぬ人となりました(関連記事)。

体調が急変する1週間前の姿

生前最期の出演となった27日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送)オープニングトーク

 康平さんは出演パート冒頭で、「本当はスタッフの方から『休んでください』という言葉をいただいたんですけど、親父も実は亡くなる数時間前まで、隣の局なんですけど電話で出ようしてた」「それを見てる立場からすると、『つらいから出ません』ってのもないなと思って」と亡父の生前の姿勢に感化され今回の出演を決めたことを告白。なお、逝去の一報を移動中に受けたとのことです。

卓郎さんの訃報を伝える康平さん

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“虫の知らせ”で逝去間際の父と対面へ

 康平さんは続けて、「家族としては覚悟を決めていた部分もある」と胸中の思いを明かしつつ、「虫の知らせっていったらアレなんですけど」「(実家に)帰る予定はなかったんですけど、なんか帰った方がいいかなと思って、日曜日(26日)に実は帰って会ってて」と死去2日前に実家で父親と顔を合わせていたと説明しました。

 「つらそうにしてるし、薬飲んで寝てたんで」と交わしたやり取りは少なかったものの、別れ際に「ありがとうね」と感謝の言葉をかけられたとのこと。「ちゃんとした会話としては最後」「最後の言葉としてはいい言葉だったのかなと思います」と振り返っていました。

森永卓郎と森永康平の親子ショット
卓郎さんとの親子ショット(画像は森永康平公式Instagramから)

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