でこぼこした紫の石をカットすると…… 美しい仕上がりに「すごい技術!」「素晴らしい!」と反響(1/2 ページ)
職人さんの手仕事のすごさを実感!
5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は、2020年1月に投稿された30カラットのアメジストをカットする動画を紹介します。
アメジストのカット動画を投稿したのは、宝石のカット方法やファセットマシンの使い方、宝石の研磨方法などの動画をYouTubeに投稿しているアカウント「Stuart Gems(@stuartgems7593」です。
今回カットするのはブラジル産のアメジスト!
宝石鑑定士で宝石カッターのアンドリュー・スチュワートさんがカットしていくのは、美しいブラジル産のアメジストです。ピンクがかった紫色が美しく上品です。
細やかに面を作っていくのが特徴のポルトガル風のファセットカット(ポルトガルカット)を施していきます。このカットをすると、石はより深い色に見え、輝きは美しいのだそうです。
アメジストのカット前の重量を量ると91カラットでした。ちなみに、1カラットは0.2gなので、カットする前の石は、約18gですね。
ファセットマシンでカット!
今回は、145面体にカットします。まずカットする前の準備として、ファセットマシンに装着するため、真ちゅうの部品に接着剤でアメジストをくっつけます。「ファセット」とは、磨いた「面」のことで、「ファセットカット」は、たくさんの面を作っていくカット法です。
まず260グリットの研磨ホイールで研磨していきます。このとき、水を流しながら行うのは、石を冷却し、滑りやすくするためだといいます。回転するホイールの上で、石を数回左右に動かしているだけに見えますが、既に面がかたどられています。
綿密にファセットが作られていく
光をクラウン部分に跳ね返す役割を持つ「パビリオンファセット」を石の下部にカット。さらに石を横から見たときに、左右に出っ張っている部分をカットする「ガードルファセット」を形作ると、宝石の輪郭が見えてきます。
次に、研磨ホイールをより滑らかに削れる600グリットに変更して、260グリットで研磨したときについた傷を研磨して、さらにパビリオンファセットをカットします。石に透明感と輝きが出てきました!
美しいアメジストの宝石が完成!
3000グリッドのダイヤモンドパウダーや酸化セリウムなどを使って、さらに研磨していきます。美しい面ができ、さらに透明度が増します。最後に作るのは「テーブルファセット」。石を上から見たときに一番大きい面です。最後にクラウンを磨いて完成です。
30カラット以上のアメジストは、どこから見ても面が美しく、光を反射してキラキラと輝いています。カットの繊細さ、それが人の手でつくりだされているということに驚きます。丁寧で忍耐強い手仕事から、こんなにも美しい宝石は生まれるんですね!
動画を見た人からは「繊細で精密! すごい技術です!」「職人の集中力と忍耐力こそが、石の価値を何倍にも高めてくれるのですね。素晴らしい!」「宝石をカットする過程は興味深かったです。こんな風にカットしているとは知らなかった!」などのコメントが寄せられています。
画像はStuart Gems(@stuartgems7593」のYouTubeアカウントより引用
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ズボラ母が5人分サンドイッチを爆速で作ったら…… 目からウロコの時短テクと美しい仕上がりに「信じられない」
古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
友人にもらった出産祝い → 0歳のわが子に着せたら…… “思ってたのと違う姿”が690万表示の反響 「愛らしいww」
風化して読めなくなった石碑をiPhoneでスキャンしたら…… “衝撃の結果”に「すごい」「こんな使い方が!」
スーパーでそばを買おうとしたら…… 見た目に騙される“まさかの商品”に「考えた人天才かよ」「すげえ」
14歳のとき、親友の兄と付き合うことになった女性→13年後…… “まさかの結末”に「韓国ドラマみたい」【海外】
父が持っていた“誰かのサイン”をよく見ると…… 判明した驚きの事実に「マジか」「本当にお宝ですね」有識者から“本物”との声も
リンゴを1年間、水の中で放置→顕微鏡で見てみたら…… 衝撃の実験結果に「これはすごい」「息をのみました」【海外】
【今日の計算】「7−2×0+9」を計算せよ
「今年もヤバすぎる」 ローソン恒例「盛りすぎ」企画に人気殺到…… “47%増量”で売り切れ報告も
- 【ハンドメイド】余った布が大変身! 捨てるのがもったいなくなる活用法に「天才じゃないですか!」「素敵なアイデア」
- 高校生のときに出会った“同級生カップル”→「親に頼らん!」と必死に貯金して…… 19年後、現在の姿に反響
- 岡田紗佳、一連の騒動を生中継で謝罪 頭を深く下げ「申し訳ございませんでした」
- 庭に置かれた“普通の物置” → DIYで“まさかの姿”に大変貌 「え?物置ですか?」「すごすぎ」
- “部屋が汚すぎて”彼氏に振られた女性→1人孤独に片付けを続け、600日後…… まさかの光景に「感動しました」
- 「許されると思ってんの?」 スマホのアラームを設定→翌朝…… “絶望の通知内容”が430万表示 「ほんとこれ」
- 一般家庭で暮らすワニ、“ご飯だよ”の合図を聞いた瞬間 400万再生の予想外すぎる顔に「温室育ちの純粋な目をしてて草」
- 普通の折り紙1枚を、パタパタ折っていくと…… プレゼントにぴったりな美しいアイテム完成に「すげぇつくりたい」「かわいい」
- クルマのドアが開かない……! 車内から緊急脱出する“驚きの方法”に目からウロコ 「貴重な情報」「良い知識」
- 大人なら5秒で解きたい!「9+0÷2−3」の答えは?【算数クイズ】
- ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
- 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
- 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
- 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
- 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
- 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議