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電話ボックスの中を無数の金魚が泳ぎ回る――そんなアート作品が大阪の街に展示されています。
この作品「テレ金」は、公衆電話ボックスを巨大な水槽に改造したもの。京都造形芸術大学の学生による金魚部というグループの作品です。「大量に生産・消費される金魚のあり方を再考し、伝統文化として培われてきた金魚の美を改めて見直し、美しい日本の文化として新たに開花させることを目指す」というのがコンセプト。
大阪の街全体をアーティストの発表の場とする「おおさかカンヴァス推進事業」の一環として中之島公園(大阪市北区)に10月30日まで展示されます。
2023年6月28日追記
当該展示についてはその後、福島県の現代美術作家の男性が自作の著作権侵害にあたると抗議し、金魚部が展示を辞退しています(参考リンク)。またテレ金を継承した作品に対し、2021年に著作権侵害と認定する判決が下されています(参考リンク)。
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