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超会議の宴は行き着く先もミステリー――お座敷列車「宴」のミステリートレインに乗ってきましたニコニコ超会議(2/2 ページ)

さて、今度はミステリートレインである。前夜の寝台特急「ブルトレ超会議号」から、場所を品川に移してミステリートレイン「ニコニコ超会議号」での出来事をお届けしよう。

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車両は品川を出発し……どこに行く?

 8時52分になったので、宴は出発。ブルトレのときと同様に、向谷さんと野月さんの車内放送でスタート。ただし今度はもう1人お客様が増えている。ホリプロの有名“テツ”マネージャー、南田裕介さんである。どうしてもミステリートレインに乗りたくて、向谷さんに頼み込んだそうだ。車内放送が終わったあとは、向谷さんと野月さんが、各号車に乗っているツアー参加者を回っての懇談会が始まる。


向谷さんと野口さんの車内放送でスタート
南田マネージャーも車内放送で自分をアピール
そして向谷さんと野月さんは、各号車を回って参加者と懇談

 予想通りまずは品川駅から南下する。そして列車はすぐに、横須賀線経由で山手貨物線へ。なーんだ。このまま湘南新宿ラインへ行くのが決定じゃないですか。

 しかしそこは“向谷実プロデュース”。一筋縄ではいかない。山手貨物線を新宿、池袋と回ったところで、なんと田端操車場で停車した。


操車場に停車てありえん
運転士さんと車掌さんが、操車場に作られている階段を降りて、歩いて交代する
向谷さん曰く「こんなにポイントをまたがる運用はこの列車が初めて。JRの人も跨線橋の上から見るって言ってたよ」だそうだ

 まさか田端操車場で方向転換とは。これによってほとんどの人が不正解になった。しかし、これを予想した人がなんと8名も。風のうわさに、JRの内部の人から聞いたとかなんとか。まあでもそんなうがった見方は別にして、よく正解しましたよ、ほんとに。ただこれで、これからのルートがほぼ見えてしまった。事前に総武本線の津田沼、外房線の誉田で折り返しをすることが公開されていたので、このあとは常磐線に入り我孫子へ、そして我孫子から成田線に入って千葉を通り津田沼へ。そして折り返して千葉経由で外房線の誉田。最後に誉田から蘇我を経由して海浜幕張へ行く、というルートは予想できてしまった。何かちょっと、サプライズが少なすぎて残念? しかしそうとは言っても、普段通らない貨物線などの路線を通るのは楽しいものだ。


参加者が答えたルートクイズ。正解者は左側の8名だけ
参加者に配られたグッズ。宴ではキーホルダーが付いた
もう1つ、運行表も配られた。ただしこれは、ネタバレになっちゃうので、誉田駅を過ぎてからの配布。黄緑色はリストバンドで、「ニコニコ超会議」の入場券


列車はまもなく、海浜幕張駅へ
車掌DJ、野月さんが付属のカラオケセットでアナウンスしてるところを写真に
南田マネージャーも、いよいよ終着駅が近くなってきた列車から車窓を楽しむ


いよいよ最後の折り返し駅、誉田で運転停車
ルート当てクイズに正解した猛者たち
参加者に配られた特製弁当。中身は寝台列車のときと同じでした

 そして終着駅、海浜幕張には午後1時41分に到着した。

 イベントに参加された皆さんはどうだっただろうか。わたし的には、寝台列車に乗っていた参加者があまりにも濃すぎてその刺激に当てられたのか、ミステリートレインの参加者があまりにも“普通”なのでちょっと拍子抜けした、かもしれない。あとは「田端操車場折り返し」という、お楽しみが先に出ちゃったんで、その後のルートが容易に予想できて、いまひとつ盛り上がりに欠けた、というところだろうか。でも「普通に通れないところを通った」のは楽しいので、次も何らかのイベントで、ミステリートレインを運行してほしい。

 ちなみに向谷さんは「次はSLを品川駅に横付けする!」と息を巻いていた。ただしSLを入れるには、JR東日本だけでなく消防署、そして東京都の許可が必要なようで。誰か都知事に知り合いいませんか?

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