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週刊朝日、日本肝胆膵外科学会からの抗議を受け謝罪

無断で名前を掲載し、病院施設に広告掲載を持ちかけた件で。

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 週刊朝日が、日本肝胆膵(かんたんすい)外科学会(宮崎勝理事長)の名前を無断で使用し、病院施設に広告料を要求した件で11月20日、学会は朝日新聞出版側より正式な謝罪があったと報告している。

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 週刊朝日が2013年2月発売予定の「手術数でわかるいい病院 2013 全国」に掲載する広告企画の案内を、学会に無断で「取材協力:日本肝胆膵外科学会 理事長 宮崎 勝」と表し、多くの病院施設に広告掲載を持ちかけ、広告料として100万円以上のお金を要求していた。学会側は「宮崎個人は、週刊朝日の同企画に対し、一切の関わりを持っておりません」と、約3500人の会員医師に対し注意を呼び掛けるとともに、週刊朝日に対して抗議を行っていた。

 報告には週刊朝日からのおわび(PDF)も添付されている。それによると、11月2日に広告会社メディコムアイから「特別企画 取材・インタビューのお願い」を送り、12月3日にメディコムアイの所属ライターによる取材した際、広告企画による取材という趣旨を宮崎氏にきちんと伝えていなかった点、各病院宛てに送付した広告募集の案内書に「取材協力:日本肝胆膵外科学会 理事長 宮崎 勝」と事前に了承を得ることなく掲載した点と認めている。

 今回の指摘を受け週刊朝日側は、今回の「手術数でわかるいい病院 2013 全国」における企画広告の営業活動は中止し、今後の広告募集の案内書の記載方法や営業手法を見直す再発防止を徹底すると伝えた。

画像 週刊朝日からのおわびも掲載

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