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バナナ+リンゴ=? 謎のフルーツ「バナップル」を食べてみた

バナナとパイナップルじゃないよ。

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 「バナップル」をご存知でしょうか? バナナとアップルでバナップル。スミフルが開発したバナナの新品種で、「まるでリンゴのような味わいのバナナ」なんだとか。うん、そんなことだろうと思っていました。

画像 高級感漂うパッケージ

 京王百貨店や楽天などの通販で購入できるのですが、とにかく生産量が少なくて貴重なのだとか。だからだろうか、ラッピングされている姿に高級感が漂っています。どうやら、皮が薄いため強く触るとその部分が傷んで、黒くなりやすいために保護しなくてはならないようです。

画像 見た目はバナナそのもの

 さて、バナップル。中身はいたって普通のバナナと変わりません。多少短めでずんぐりしており、皮をむいてみてもやっぱり白い果肉は普通のバナナのそれでした。

 ニオイをかいでみると、若干リンゴっぽい酸味を感じます。目を閉じてかぐと、なんの果物か迷う嗅いだ事がないニオイ! これは期待できそう。ではいただきます!

画像 中身もバナナ。でも味が……!?

 食べてみるといよいよバナップルの本領発揮です。確かに食感はバナナそのものなのですが、鼻に抜けるニオイとあいまって、味がリンゴっぽいじゃないですか! 特に飲み込んだあとにリンゴっぽい味が残ります。なるほど、パッケージに「あなたが、はじめて出会う味」とうたっているだけあります。

 とはいえ、じゃあ完全にリンゴなのかというとそれも違うと思います。リンゴのようなキウイのような、従来のバナナにはない酸味がこのフルーツの特徴で、バナナだけど何に近いかというとリンゴかなーくらいのイメージと思ってください。あいまいなイメージゆえに、普通にカットしてバナナですよと言われて提供されれば、そのまま気づかず食べちゃうレベル。でもきっと、それでもどこか普通のバナナと違うさわやかさは感じるはず(たぶん)。

 お値段は1房400円ほど。見た目どおり値段はちょっと高めですが、お土産や話のタネとして食べてみてはいかがでしょうか。

 ちなみに編集部員で食べてみたら、「リンゴっぽい」「でも、バナナだ」「バナナとパイナップルじゃないんだ」という感想に。バナナとパイナップルの掛け合わせと思った人は3人中2人という結果になりました。

画像 ごちそうさまでした

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