「メシマズ写真」だとモテないよ! 料理撮影時のNG行為6選:モテ機 Vol.62
同じ被写体を撮っているはずなのに、差がつきやすいのがごはんの写真。「おいしそう!」と言ってもらえる撮影術を身につけよう。
モテ男の特徴といえば、紳士的、自信がある、ほどよく肉食、イケメン(これは鍛えようがないが)などが定番だが、最近ネット上で囁かれる新要素がある。それは「ごはんの写真をおいしそうに撮れるかどうか」だ。以前ねとらぼでも「おいしい料理を台無しにする「メシマズ写真」が話題に チーズバーガーがガラクタ置き場のようだ……」という記事が公開され話題を集めた。どうやらこれは本当らしい(筆者調べ)。そこで今回は上手なごはん写真を撮るテクニックをご紹介したいと思う。
ごはんを撮影するときのNG行為をもとに説明しよう。どれも決してしてはいけないことだ。逆に言うと、ここにあることをしなければ、そこそこいい写真が撮れる。参考にしてほしい。
1.フラッシュをたく
明るめに撮りたいからといって、フラッシュをたいてしまうと、立体感のない「のっぺりした写真」になりやすいし、全体的に黄色っぽい色合いになることがある。変な光も写り込むし、不自然なギラつき感も出てしまう。「Facebookによく焼肉の写真をアップする男子がいるのですが、なぜかいつもフラッシュをたいてるんです(笑)。その写真のセンスもだけど、一緒にいると恥ずかしいと思います……。店内でピカッとなるのはイヤですよ」と話すのはIT企業に勤める28歳の女子。フラッシュをたくとモテない理由、山積み。いずれにせよ、フラッシュは厳禁で。
2.暗い中で撮る
バーをはじめとする暗めな店で写真を撮るのも避けたい。そもそも素人が暗闇の中、写真を撮ってもうまくいくはずがない。なんとか撮ったとしても、黒い塊にしか見えないため、「ナニコレ?」とコメントされるのがオチだ。それなら最初から撮らない方がマシ。
3.色合いを意識しない
写真では色のバランスが大切だ。例えば、色とりどりの野菜が入ったサラダなのに、なぜか緑の野菜にだけフォーカスしてしまい、カラフルさの出ない写真を撮るのはもったいない。メーカーで働く27歳の女子は、「冬にデートした相手が微妙すぎる鍋の写真を撮ってましたね。ニンジンとか春菊とか、いろんな野菜が入っていたはずなのに、すべてくたくたに煮立ったころに撮るものだから、せっかくの鮮やかさがゼロ。残念すぎる写真下手でしたよ。撮るタイミングもイケてないし、いろいろイケてなかったです」と話す。「全体の色」を意識して撮ろう。
4.接写しすぎ
食材の魅力を引き出したい気持ちが強いあまりに、接写してしまうのも分かるが、被写体との距離が近すぎると一体何を撮っているのか、他人には伝わらない可能性も……。「距離感が掴めてないことの現れ。人との距離感も掴めないのでは?」といった辛辣な意見もあった。撮る前に「自分は何を撮りたいのか」を考えて撮影しよう。
5.青っぽくなっている
室内の光の具合によっては、写真が青っぽくなってしまうこともある。青い絵や写真は食欲をなくす効果があると言われる。ダイエット中の人にはいいかもしれないが、普通の人は「うっ。マズそう」と感じてしまうだろう。ホワイトバランスを調整して、見た目に近い色合いで撮影するよう心がけよう。
6.余計なものを写り込ませる
イケてないごはん写真を撮る人は中途半端だったり極端だったりする。妙な距離感や構図で撮るせいだろう。また、おしぼりや割り箸の袋、汚れた皿など余計なものを写り込ませるクセもある。それによって全体的にごちゃっとした写真に見えてしまう。不要なものは入れず、本当に見せたいものだけを入れよう。銀行に勤める26歳の女子いわく「料理の汁が散った皿もダメ。汚く見える。余計なものは拭きとってから撮影してください」とのこと。
最後に、自作のごはんを撮るときの注意点も紹介しておこう。うるさい背景の写り込む場所で撮ったり、平坦に見える盛りつけのまま撮るのはやめよう。盛り付けるときには「高さ」を意識するとよいだろう。おうちごはんがおいしそうに見えると、ついでに「料理上手男子」に見える効果もあるので、自然とポイントもアップ。ごはん写真下手男子は上記を参考の上、おいしそうに見える写真を目指してほしい。
※編集部注:筆者の経験と周辺取材を基にしているため、ここで挙げた点に注意したからといって、すべての男子がモテるとは言い切れません。
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