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2ちゃんねるは乗っ取られた――ひろゆき氏を名乗る声明、新サイト「2ch.sc」予告 次の日曜日に公開?

新管理人のジム・ワトキンスさんは、2ちゃんねるの交流スレッドで住民から意見を求められるも、ノーコメントを貫いている。

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 匿名掲示板「2ちゃんねる」の元管理人・ひろゆき(西村博之)氏の名義で、「昨今の2ちゃんねるの現状に関して」と題する文章が、4月1日付けで公開された。それによると、現状の2ちゃんねるはレンタルサーバ会社が違法に乗っ取った状況にあるという。

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昨今の2ちゃんねるの現状に関して

これまでの流れ

 2ちゃんねるでは2月19日に大規模なサーバダウンが発生すると、N.T.Technologyのジム・ワトキンスさん名義で「2chサーバーを確保しました」という告知が出現。以降、運営体制が変化し、ユーザーの意見が少なからず反映されるようになった結果、各板が「転載禁止」になる騒動が巻き起こった。

舞台裏が明らかに?

 今回公開された文章では、2ちゃんねるの運営について、サーバとドメインは10年以上、ゼロ(札幌市)のレンタルサーバを月額2万ドルで借りて行われてきたと説明。昨年よりゼロが提携するN.T.Technologyの経営が不振(関連:2ちゃんねる有料ユーザーの個人情報、約3万件が流出)だとして、サーバ代金に上乗せして多額の送金をしたが、2月19日に「(レンタルサーバ会社側が)サーバのログインアカウントを変更して、2ちゃんねる運営スタッフがサーバに入れないようにし、ドメインの登録名義を変更して、2ちゃんねるを乗っ取るという行為に出ました」と、経緯を説明している。

2ちゃんねるの諸権利はひろゆき氏らに帰属 新管理人はサービスを乗っ取った不法行為者

 さらに、「2ちゃんねるの諸権利は、西村博之ないしパケットモンスター社に帰属するものであり、株式会社ゼロ及び、NTテクノロジー社に権利を譲渡したことはありません。よって、彼らはサービスとドメインの違法な乗っ取りをしているというのが、現状の2ちゃんねるです」と主張。現在の管理人は、正当な権利者どころか不法行為者なため、「2ちゃんねるに関して、なんらかの方針を主張したとしても、なんの効力も発揮しません」としている。仮にこれらの主張が正しいとしたら、新体制で決まった「転載禁止」にも影響を与えそうだ。

不法行為の協力者は、共犯と見なして責任を追及する可能性がある

 また、現運営の“不法行為”への協力を継続する者は、「共犯と見なして、民事及び刑事の責任を追及する可能性があります」と警告している。具体的には2ちゃんねるのボランティアユーザーや広告代理店を対象としているようだ。ところで、ひろゆき氏といえば、2ちゃんねる絡みの訴訟事件で損害賠償を命じる判決が出ても、支払に応じないことで知られている。

新サイトを予告?

 そして、文章の最後には、「2ch.scの公開は次の日曜日ぐらいを予定していますよ」と意味深なコメント。「2ch.sc」が何を指すのかは不明だが、2ちゃんねるの公式ビューア「p2.2ch.net」を運営する未来検索ブラジルのサイトには、p2が「2ch.sc」に対応することが決まったと記されている。なお、「2ch.sc」のドメイン取得日は、2014年2月19日だった。

反応

 一連の発表に対し、未来検索ブラジルと2ちゃんねるデータの法人利用について独占商用利用許諾契約を結んでいる企業グループで、ビッグデータ活用事業を手がけている「ホットリンク」代表の内山幸樹さんは、「エイプリルフールのネタではありません」「2ちゃんねるの乗っ取り騒動において、ホットリンクは発生直後より、2ちゃんねる創設者の西村氏らと連携し、回避策の検討・実行・検証を行ってきて、先週よりデータ取得を再開していましたが、その事態の裏側の事情が正式に発表されたということです」と、Facebookでコメントしている。

 一方、新管理人のジム・ワトキンスさんは、2ちゃんねるの交流スレッドで住民から意見を求められるも、ノーコメントを貫いている。

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