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ガガのライブを盛り上げた初音ミク「オープニングアクト誕生秘話」 クリプトンが明かす札幌のクリエイターが支えた

今回のステージでは、地元・札幌市のクリエイターの協力によって完成した新システム「30システムを導入。セッティング時間はたった30分だったそうです。

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 レディー・ガガのワールドツアーで5月6日からオープニングアクト(前座)を務めている初音ミク。そのステージの「誕生秘話」をクリプトン・フューチャー・メディアが5月12日、コーポレートサイトで明かしました。

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 今回のステージでは「30システム(サンマルシステム)」という新システムが導入されました。3DCGの映像を透明なスクリーンに投射する初音ミクのコンサートではこれまで、映像装置のセッティングに半日かけていましたが、新システムではわずか30分で完了できるそうです。

 なぜ新システムが必要だったかというと、今回はセッティングに30分、撤収に10分と使用できる時間がかなり限られており、この短時間で映像コンテンツの位置合わせまでを含め完了する必要があったから。そこで機動性を高めるため、クリプトンの地元・札幌市の舞台技術者やクリエイターの協力を得て30システムを開発しました。

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 30システムの草案から装置のプロトタイプ完成までかかった時間は約1カ月間。「地元ならではの強み」を生かすことで、短期間で開発できたと同社は説明しています。今後ツアーを終えた30システムは「札幌国際芸術祭 2014」(7月19日〜9月28日)に出展。地元の技術者・クリエイターの手によって開発されたことを知ってもらうため、ドキュメンタリー映像も公開する予定です。

 オープニングアクトに登場したミクさんの横で踊っていた“生身”のダンサーは、ダンスカンパニー「ELEVENPLAY」の2人。ELEVENPLAYは、Perfumeなどの振り付けで知られるMIKIKOさんが率いる実力派ダンス集団です。ミク自体のダンスは、冨田勲さんの「イーハトーヴ交響曲」Bump Of Chickenとのコラボなどで多くのモーションを手がけてきたYumikoさんが担当しています。

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