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JR西日本は2015年3月14日の北陸新幹線金沢開業に合わせ、北陸本線(金沢〜福井駅間)と七尾線(金沢〜和倉温泉駅間)に新たに運転する特急列車の列車名を決定した。北陸本線は「ダイナスター」、七尾線は「能登かがり火」となる。
「ダイナスター」は、恐竜の英訳「ダイナソー」と地元の期待を込めた「スター」を組み合わせた。福井県は数々の恐竜の全身骨格の復元や発見で大きな成果を上げ、日本で初めて恐竜の展示を中心とした福井県立恐竜博物館が人気の恐竜大国。ダイナスターは福井から金沢駅間を1日3往復する。
「能登かがり火」は、能登各地の夏祭りが「火」や「灯り」を連想されるものが多く、幻想的な能登の風景と燃えさかる炎の勢いをイメージした。金沢から和倉温泉駅間を1日5往復する。
どちらも「サンダーバード」と同一車両(681・683系)での運行を予定。また、来年10月より実施する北陸デスティネーションキャンペーンに合わせ、七尾線(金沢〜和倉温泉駅間)に導入する観光列車の列車名が「花嫁のれん」に決定した(関連記事)。
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新型車両は空の青さを表す空色や日本の伝統工芸の銅器の銅色などを取り入れている。