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2017年に間に合いそう! ロボティクス・ノーツに出てくる「介護用外骨格HUGユニット」実用化へ

装着するだけで重い物でも軽々持てるように。

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 アニメ「Robotics;Notes(ロボティクス・ノーツ)」に登場する「介護用外骨格HUGユニット」の世界がもうすぐ現実のものになりそうです。サイバーダインおよびNEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は11月12日、同社の作業支援ロボット「HAL」が、作業・介護支援用の装着型ロボットとしては世界で初めて、国際安全規格「ISO 13482」の認証を取得したと発表しました。


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 今回認証を受けたのは「HAL作業支援用(腰タイプ)」および「HAL介護支援用(腰タイプ)」。それぞれ重いものを持ち運ぶ時や、介護で人を抱えたりするときのアシスト用で、装着することで普通は持ち上がらないようなものでも軽々持ち上げられるようになります。また腰痛を防いだり、疲労が溜まるのを軽減してくれたりするといった効果もあるとのこと。


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 背筋部の筋電センサーがトリガーになっており、力を加えようとするとHALがこれを検知し、大腿側部のアクチュエーター(駆動装置)が自動的に起動する仕組み。発表会では重さ20キログラムの配電盤2つ(つまり合計40キログラム)を軽々と持ち上げて見せるデモンストレーションも行われました。ちなみに市販はせず、当面はリースでの提供を予定しているとのこと。



 今回の「国際安全規格ISO 13482」の策定および認定は、ロボットの実用化・産業化にとっては大きな一歩。今は健常者の作業支援用ですが、今後は足の不自由な人の歩行補助具としての認証取得も目指しているそうです。


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