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既に運行を終了している寝台特急「北斗星」(関連記事)の車両を保存しようという試みが、クラウドファンディングサイトMakuake(マクアケ)でスタートしています。
このクラウドファンディングを始めたのは、「北斗星保存会」(代表:佐瀬さん)。JR北海道に掛け合い、現在、北海道室蘭市で解体を待つ北斗星の客車(オハネフ24形502)を、佐瀬さんの自宅がある千葉県山武市までトレーラーとフェリーで輸送し保存するための計画を立て、資金協力を求めています。
Makuakeや、北斗星保存会のサイトでは、北斗星や鉄道に対する熱い気持ちや、今回の呼びかけに至る経緯などを読むことができます。また、Twitterでも北斗星保存会の活動状況などを知ることができます。
今回のクラウドファンディングは3000円〜10万円の5コースが用意されており、車両購入後は車内記念碑に名前を掲示するほか、グッズの送付や車両見学会などが計画されています(見学会は5万円以上の特別支援コースの人のみ)。集まった資金に余裕があれば、複数の車両を残すことも可能とのこと。期間中に予定金額に満たない場合は、全額返金されます。
目標金額は925万円。記事執筆時点でのサポーターは61人、予定額の8%ほどの集まりです。車両の解体が11月に予定されていることもあり、クラウドファンディングの募集期間は9月28日から10月14日までと短いですが、お気持ちのある方は検討してみてはいかがでしょうか? そして、無事に車両が移動できた際には、自分が出資した「北斗星」に会いに山武市を訪ねるのもいいですね。
(神奈川はな)
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