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「深い悲しみと憤りを覚えました」 NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が「そうだ難民しよう」イラストに言及

元写真を撮影したのは「セーブ・ザ・チルドレン」のメンバーだったとのこと。

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 NGO(非政府組織)の「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が、シリア難民の一部を「不法移民」であるとしてFacebookに投稿されたイラスト(関連記事)についてコメントを発表しました。


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」のコメント

 コメントによると、イラストの元となった写真を撮影したジョナサン・ハイアムズ氏は「セーブ・ザ・チルドレン」のメンバーであり、写真の著作権はジョナサン・ハイアムズ氏にあるとしています。また、「深い悲しみと憤りを覚えた」とし、「当該イラストの転載・流用はお控えくださるようお願いいたします」とのことです。

 「セーブ・ザ・チルドレン」では子どもの写真を撮る際に、子どもたちが置かれている状況を世界に伝えるために写真を使う許可を子どもとその保護者から得て撮影しているそうです。今回の件で、難民の家族との約束を破ることになってしまい非常に残念に思うとともに、引き続きシリア内戦によって罪のない子どもたちが犠牲になることのないよう求めていくとしています。


元写真 イラストの元となった写真(画像はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンより)

(コンタケ)

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