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空腹の生徒にタダで昼食を食べさせた学校職員が解雇処分に 学校側に批判殺到

ルール違反ではありますが賞賛されるべき行動。

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 アイダホ州にあるミドルスクールの食堂で働くダーリーン・ボーデンさんが、「お腹が減ったけどお金がない」と言った12歳の生徒に対して無料で昼食を渡したために解雇となり、物議をかもしています。

 ボーデンさんは当初自分のお金で食べさせてあげようとしましたが、上司に止められたのだそう。学校側からボーデンさんに届いた解雇通知書の内容は、「業務中に学校の所有物を盗み、不正な取引をしたため解雇する」というものでした。

※当初バージニア州と書いていましたが、アイダホ州の誤りでした。お詫びして訂正いたします


 この出来事に対し、「お金がなくお腹を空かせた子どもにご飯をあげるという素晴らしい行動にもかかわらず、なぜ解雇するのか」という意見が多く、現在ボーデンさんの解雇取り消しを求める署名がインターネット上で展開されています。このキャンペーンは12月31日まで、目標数は8万となっていますが、12月24日17時30分現在で約7万5000もの署名が集まっています。中には「規則よりも親切心が優先される場合もある」、「ボーデンさんは正しいことをしたのだから、解雇ではなく昇進するべきだ」などと、ボーデンさんを擁護のコメントが多くみられます。また、Facebookページも立ち上がるなど、各方面から解雇取り消しを求める声が大きくなっています。



 一方ボーデンさんは法改正のために弁護士を雇う資金を集めるためにファンドレイジングサイトにて資金調達を開始。同サイトで彼女は、「この出来事で傷つきました。子どもがお腹が減ったけどお金がないと言っている時にはどうするべきなのですか?」とコメントしています。



 ルール違反ではありますが、心優しいボーデンさんの行動。解雇取り消しの大きな声に、学校側はどう動くのか。


12月25日追記

 ボーデンさんは仕事に戻れることになりました。→続報:お金がない生徒にただでご飯をあげて解雇された学校職員、仕事に戻れることに

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