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「どんな性別でも使えるトイレマーク」が決定! 香川県の団体が最優秀賞2点を発表

マークはステッカーにして行政や企業に提案していく。

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 香川県でLGBTQ(注)に関する活動をしているNPO団体「PROUD(プラウド)」がこの秋インターネット上で投票を行っていた「どんな性別でも使えるトイレマーク」の最優秀賞2作品が決まりました

 投票が行われた11作品のうち(関連記事)、最優秀賞に選ばれたのはこの2点。

どんな性別でも使えるトイレマーク 作者のコメント:LGBTの方だけではなく、誰でも使えるトイレというものをテーマに作りました。LGBTに対する理解を深めていくことはとても大切ですが、全ての人にそうあるべきだと思ったからです

どんな性別でも使えるトイレマーク 作者コメント: 全体的な形は、よつばのクローバーをイメージしました。1つの枠にせず4つに区切ることで、障害等を限定せず多様な方の利用が可能であることを表しています。上は身体障害者、右は高齢者、左は妊婦をイメージし、下は年齢性別を問わずすべての方を表しています。LGBTを強調しすぎないデザインにすることで、誰でも抵抗なく利用できる多目的トイレマークにしました

 投票は10月18日〜12月20日に同団体のホームページ上で行われ、1113人が投票しました。最優秀賞の2作品はステッカーにして、行政や企業に使用を呼びかけていくとのことです。同団体はトイレの使用に際して困ったり、嫌な思いしたエピソードを引き続き来年1月31日まで募集しています。

(注):LGBTQとはL=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー、Q=クィアを意味する頭字語で、トイレ利用の際にジロジロ見られたり注意を受けたりと困難が少なくないという


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