先日連続ドラマ化が発表された「重版出来!」のメインキャストが決定した。主人公の新米編集者・黒沢心を、連ドラ初主演となる黒木華(くろきはる)さんが演じる。ドラマは4月から毎週火曜22時放送(TBS系)。
黒木さんは、2011年に「東京オアシス」で映画デビュー。2012年にはアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の雪役で声優にも初挑戦している。2014年には、映画「小さいおうち」で布宮タキの青年期を演じ、「第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)」を受賞するなど注目される女優の一人に数えられる。
このほか、黒沢の先輩・五百旗頭敬(いおきべけい)役にオダギリジョーさん、コミック営業担当の小泉純役に坂口健太郎さん、週刊バイブス編集長・和田靖樹役に松重豊さん、編集部員として安井昇役に安田顕さん、壬生平太役に荒川良々さんの出演が決定。出版社・興都館の清掃員(?)・久慈勝を高田純次さんが演じる。
また漫画家役には、三蔵山龍役に小日向文世さん、高畑一寸役に滝藤賢一さん、成田メロンヌ役に要潤さん、中田伯役に永山絢斗さん、漫画家アシスタント・沼田渡役にムロツヨシさんと豪華なメンバーが集結した。
主人公の黒沢心を演じるにあたって黒木さんは「『重版出来!』の原作を読んだ時、登場人物たち皆が魅力的で、それぞれの仕事に対する姿勢や人間同士のドラマに心打たれ、感動しました。こんな素敵な原作を、こんなに魅力的なキャストの皆さんとできるなんて凄く幸せに思います。原作の心ちゃんに負けないよう、胆大心小、頑張りたいと思います」と力強くコメントしている。
「重版出来!」は、ケガで柔道日本代表を引退し、「週刊バイブス」の新人編集者となった主人公・黒沢心が、編集部の仲間たちや担当する漫画家、漫画誌を応援してくれる書店員らとともに仕事に打ち込む物語。脚本は「空飛ぶ広報室」「図書館戦争」(映画・ドラマ)の野木亜紀子さん、演出は「コウノドリ」、映画「ビリギャル」などの土井裕泰さんが務める。
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2016年1月放送スタート。