「ヤングキング」(少年画報社)に連載中で、“絶対に読んではいけない漫画”との異名を持つ「シマウマ」の実写映画化が決まりました。
小幡文生さん描く「シマウマ」は、他者に受けた屈辱などをありとあらゆる方法を用いて昇華させる“回収屋”の世界の描写を通じて、現代社会の暗部を強烈に切り取り、身近に潜む闇を炙り出す異色の作品。累計発刊部数約150万部を超える人気を誇ります。
実写映画化にあたり、ひょんなことから回収屋の世界に入ってしまう主人公の倉神竜夫(回収屋名:ドラ)の配役が、特撮テレビドラマ「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役でブレイクし、映画「orange-オレンジ-」の須和弘人役などでも注目を集める若手俳優の竜星涼さんに決定。
さらに、回収屋のメンバーとして、猟奇的な快楽殺人者・アカ役に須賀健太さん、紅一点で敵か味方か分からないミステリアスな女・キイヌ役に日南響子さん、謎に包まれた回収屋のボス・シマウマ役に加藤雅也さんがキャスティング。
“絶対に読んではいけない漫画”が実写映画化と聞いてもピンとこない人には、「探偵はBARにいる」シリーズ、「臨場 劇場版」「相棒シリーズ X DAY」など、数多くの話題作を手掛け、映画「シマウマ」でも監督を務める橋本一さんのコメントが参考になりそうです。
こいつら全員、やる時ゃマジでサディスト。やられる時はどマゾ。やらせる方は身の危険を感じました。血とゲロにまみれた、爽やかな感動青春映画です。ご家族揃ってご覧ください! R指定だけど。
「血とゲロにまみれてるのに爽やか」という一見矛盾した表現が、この作品の魅力を的確に表しているのでは。映画は5月21日から全国ロードショーです(なお、映画はR15+指定)。
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