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「原爆」「特攻」など、6つの視点から戦争マンガを読み解く「マンガと戦争展」 米沢嘉博記念図書館で開催
こうの史代さん、おざわゆきさん、今日マチ子さん、西島大介さんの原画展示も。
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戦後70年の節目を迎えた2015年に京都国際マンガミュージアムで開催された「マンガと戦争展」の巡回展が、2月11日から6月5日にかけて明治大学・米沢嘉博記念図書館で開催されます。
「戦中派の声」「特攻」「原爆」「満州」「沖縄」「マンガの役割」という6つのテーマをそれぞれ4象限に分け、それぞれに当てはまる1作ずつ、全24作の戦争マンガを、パネルと参考資料を使って紹介。テーマごとに方向性の違うマンガが生まれたことを示すことで、戦争を捉える視点が多岐にわたっていることを伝えようというのが展覧会の狙い。
「戦中派の声」では「総員玉砕せよ!」(水木しげる)、「ロボット三等兵」(前谷惟光)など、「特攻」では「積乱雲」(里中満智子)、「君死に給うことなかれ」(花村えい子)など、「原爆」では「はだしのゲン」(中沢啓治)、「地獄」(辰巳ヨシヒロ)など、「満州」では「家路 1945〜2003」(ちばてつや)、「虹色のトロツキー」(安彦良和)など、「沖縄」では「ひめゆりたちの沖縄戦」(ほし☆さぶろう)、「cocoon」(今日マチ子)、「マンガの役割」では「神風特別攻撃隊」(葉剣英)、「戦争論」(小林よしのり)などが紹介されています。
また、こうの史代さん、おざわゆきさん、今日マチ子さん、西島大介さんの原画展示を会期中4期に分けて展示していくほか、出展作家や吉村和真・京都精華大学教授らによるトークイベントの開催も予定されています。
(ADAKEN)
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