デヴィッド・ボウイの遺作を視覚化した映像作品「UNBOUND: A ★ InstaMiniSeries」、Instagramで公開へ
天国からの贈り物のような、ボウイ・ワールド。
早すぎる逝去が惜しまれる世界的なカルチャー・レジェンドにしてアイコン、デヴィッド・ボウイさんが、自身の音楽の視覚化の新しい形として生前に完成させていた映像シリーズ「UNBOUND: A ★ InstaMiniSeries」が、Instagramの「InstaMiniSeries」で2月26日午前10時(日本時間)から公開されます。
「UNBOUND: A ★ InstaMiniSeries」は、ボウイさん69歳の誕生日である1月8日(その2日後に他界)にリリースされた「★(ブラックスター)」を視覚化したもの。16話からなるシリーズで、新エピソードは毎週月曜日、火曜日、木曜日、金曜日に公開予定となっています。
InstaMiniSeriesは、短編ビデオによる連作風の番組を制作するInstagramの新チャンネル。公式サイトのプレスリリースによれば、新しい技術やメディアを積極的に取り入れていたボウイさんは、InstaMiniSeriesを“自身の音楽の解釈とストーリーテリングを探求するエキサイティングな新しいプラットフォーム”と見なし、同チャンネルによる、「★(ブラックスター)」の自由な視覚的解釈を許したそうです。
「UNBOUND:★ InstaMiniSeries」のプロデューサー、Lawrence Peryerはリリースの中で、「(ボウイさんの逝去により)この企画は、キャストやスタッフ、私たち全員にとって新たな意味を持つものとなりました。彼の音楽とアートに焦点を当てることが必要な時に、世界中のファンに新しい創造的な作品を提供できることを大変うれしく思います」と述べています。
「各エピソードは、観る者すべてのイマジネーションをとらえ、意味や隠喩、意図に関する、尽きることのない憶測や議論を呼ぶことは間違いない」(リリースより)という、高いクオリティのボウイ・ワールドが期待できそうです。
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