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7月29日公開の映画「シン・ゴジラ」に登場するシン・ゴジラの1号ひな型(形状検討用)が、4月30日まで幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議2016」で公開されました。世界で初めての展示です。
展示されているのは庵野秀明総監督のコンセプトが詰まっているというシン・ゴジラのひな型模型。展示ブースの周辺には、シン・ゴジラの姿を一目見ようと多くの人が集まり、シャッターを切っていました。
ギョロっとした小さな目や、不ぞろいに生えているサメのような歯など、シン・ゴジラの特徴的なデザインは、1号ひな型の段階から検討されていたようです。
一方で、先日公開された全身ビジュアル(関連記事)に登場した赤いケロイド状の皮膚については表現されておらず、どの段階で皮膚のデザインが変更されたのかが気になります。
シン・ゴジラ1号ひな型を制作をしたのは近年、特撮映画などのキャラクターデザインも担当している造形作家の竹谷隆之さん。間近で見てみると皮膚のひだに至るまでかなり手間をかけて造形されていることが感じられました。
いろいろな角度でシン・ゴジラの撮影をしていたサラリーマン風の男性は「昔からのゴジラファンで、シン・ゴジラ(の模型が)目当てで来場しました。映画の公開が待ちきれない」と笑顔を見せてくれました。ファンも納得のキャラクタービジュアルに映画の期待値が急上昇です。
(Kikka)
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