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鹿島の選手に対し「黒人死ね」 浦和レッズサポーターを名乗る人物がSNSで差別的な投稿、法的措置も検討

浦和レッズは2014年にも差別的横断幕が問題になっており、「差別撲滅宣言」を掲げていました。

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 サッカーチームの浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)は、11日夜に行われた鹿島アントラーズとの試合後、浦和レッズのサポーターを名乗る人物から鹿島アントラーズの選手に対してSNSで差別的な発言があったと発表した。



 鹿島アントラーズのMFカイオ選手に対して「カイオ黒人死ねよ」などとTwitterに投稿されていたもので、この発言のあったアカウントは現在既に削除されたとみられる。また、クラブインフォメーションによると、浦和レッズはこの発言者とダイレクトメッセージでやりとりを行い、12日に面談の約束を取り付けたが時間になっても現れず、携帯電話も着信拒否状態になっていたという。浦和レッズは「この人物をレッズのファン・サポーター、またサッカーファンとみなすことはできません」と強く非難し、法的措置も検討中としている。

 浦和レッズは発表の中で「今後も断固として差別を許さず、差別撲滅に向けた取り組みを進めていくとともに、このような件が起こらないような社会を作る一助になるよう、力を尽くして参ります」とコメント。浦和レッズは2014年にも「JAPANESE ONLY」と書かれた差別的な横断幕が掲げられた事が問題となり、その後差別撲滅に向けた取り組みを行っていくことを宣言(関連記事)していた他、2015年にもガンバ大阪の選手に対してSNSで差別的な発言が投稿されていた(関連記事)。



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