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「寛大な処遇と心のケアを」 高架から飛び降りた近鉄車掌に関するネット署名 1日で1万人の支持集める

近鉄の車掌が制服制帽を脱ぎ捨て飛び降りた件について、寛大な処遇ならびに心のケアを優先的に行うよう求めています。

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 9月21日に起きた近畿日本鉄道・奈良線東花園駅で起きた車掌の転落事故(関連記事)を受け、車掌の寛大な処遇を求めるネット署名がスタートし、1日で1万人の支持を集めています。


ネット署名

 近鉄によると、人身事故の対応を行っていた車掌が制服制帽を脱ぎ捨て線路に降り、高架下に飛び降り、その後病院に搬送。命に別状はないものの胸骨と腰椎の骨折があるとのことです。

 当時駅に居合わせた人々からは、車掌が「数人から暴言を浴びせられていた」といった証言もあり、ネットでは寛大な処分を望む声が上がっていました(関連記事)。ネット署名はそうした声を近鉄に届けようというもの。車掌への人事処分を一旦白紙とし、事件の原因とその背景など事実関係を十分に調査し、寛大な処遇と心のケアを優先的に行うよう嘆願しています。

 9月23日にスタートした署名は既に1万人以上の賛同を集めており、賛同者からは「ある限度を超えた乗客からはむしろ会社が職員を守るべき」「どうか被害に遭われた車掌さんの心と体のケアに尽力してください」といったコメントが寄せられています。


提供:syuyumina_00さん

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