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今治市の“怖すぎる滑り台”、このままでは危険と判断し一時使用禁止に

市は対策を練って再開する考え。

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滑り台一時使用禁止 ネットでも話題になった(関連記事

 愛媛県今治市は23日、“怖すぎる”としてネットで拡散していた朝倉緑のふるさと公園の滑り台を一時使用禁止にすると発表した。

 公園にある滑り台は全長60メートル、傾斜27度。気象条件や服装、滑り方によってはスピードが出過ぎることがあり、“怖すぎる滑り台”としてテレビ番組やネットなどで紹介されることも多かった。ここ数日、SNSを中心に想定以上のスピードで滑り降り、止まることができずに体ごと前方へ飛び出す様が撮影された動画が拡散。市民からの問い合わせがあり、市が投稿を確認し今回の処置を決めた。

 市の担当者はねとらぼの取材に対して、朝倉村が今治市に合併(2005年)以来、特にこの滑り台で大きなケガをしたとの報告は受けていなかったが、万が一を考えて対策を練る必要があると判断し使用禁止にしたと明かした。しかし、普段利用している人々の楽しみを安易に奪うべきではないとして、あくまでも一時使用禁止であって、1〜2週間ほどで利用できるようにするという。

 滑り台にはもともと小さい子どもの使用禁止や雨の日や寝転んだ姿勢で滑らないなどの注意書きがあったが、もっと分かりやすい看板などを設置することにしている。担当者は正しい使用方法であれば、滑り台はそれほど加速することはないため、利用者のモラルに呼び掛けていくことで滑り台を継続して使用できるようにしたいとの考えだ。

滑り台一時使用禁止 滑り台がある今治市の朝倉緑のふるさと公園(今治市Webサイトより)

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