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NASA(アメリカ航空宇宙局)は現地時間の26日、木星の衛星「エウロパ」で地表から液体の水(水蒸気)が噴出している可能性が高いと発表した。液体の水は地球外生命が存在する条件の1つだけに、この水を調べることで生命が存在するかを確認できるかもしれないと期待されている。
NASAはハッブル宇宙望遠鏡を使って1年3カ月にわたり調査した結果、エウロパの表面から約200キロの高さまで間欠泉のように水分が噴出する様子を3回観測することに成功した。エウロパは木星の第2衛星で、その表面は氷で覆われている。その地殻下には液体が存在するのではないかと推測されており、今回それを裏付けるものとなりそうだ。
NASAは21日、エウロパについて「エウロパ表面の海の存在と関連する可能性がある驚くべき活動の証拠」について明らかにすると予告(関連記事)。公式Twitterアカウントでは今回の発表は「エイリアンではない」とツイートしていた。
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もちろんNASAに怒られました。