謎の千葉県出身シンガーソングライター、ピコ太郎さんが歌う「ペンパイナッポーアッポーペン」が、中毒性が高すぎるとして世界中で人気沸騰中です。
かわいらしい名前とは裏腹に、ちょびヒゲに色付きメガネ、柄物のワイシャツと、オラつきまくりなスタイルのピコ太郎さん。眼光鋭くこちらを見下ろしていますが、BGMが聞こえてくると同時に笑顔で体をくねくね。別の意味でやばい人に変貌します。
独特のフレーズとダンスがSNSやYouTubeで人気を博し、Instagramでは「♯ppap」のハッシュタグ付きで現在1万件近くの動画が投稿。日本では10代女性を中心に人気となっていますが、英語で制作されていることもあり、タイや台湾などのアジア諸国、アメリカのメディアでも話題に。米WebメディアのMashableは「全く理解できない、だからこそ完璧に楽しくて魅惑的」とし、米WebメディアTHE VERGEは、「いま聴かなくてもどこか別の場所で必ず耳にすることになる」とその中毒性に注目しています。
8月末の公開から再生回数400万回を突破したYouTubeの動画には、海外からのコメントで「助けて、やめられない!」「これ1時間ずっと歌ってる動画が欲しい」などすでにとりこになってしまっている人が多数見られます。
ピコ太郎さんは、もともとはお笑いトリオ「底抜けAIR-LINE」のメンバーとして2003年の解散まで活躍。その後テクノユニット「NBR(元『ノーボトム!』)」として音楽活動に専念していましたが、2008年から「古坂大魔王」の芸名でお笑いの世界にもカムバック。古坂大魔王さんは青森県出身ですが、「千葉県出身のシンガーソングライター、ピコ太郎」として発表した今回の「ペンパイナッポーアッポーペン」は、英語で制作されたこともあり、本人の予想を超えるヒットを飛ばしてしまったようです。
ピコ太郎さんは現在の状況に戸惑いつつも、英語で喜びをツイート。さらに新曲「ペンパイナッポーアッポーペンのリミックス/ピコ太郎with古坂大魔王」も公開しています。ミュージシャンでもあるピコ太郎さん、新曲のリミックスバージョンでは、中毒性に加えて何だかちょっと格好よさも……。
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