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紙面いっぱいに描かれた、黄昏時の糸守町。新海誠監督の映画「君の名は。」の観客動員数が1000万人を突破したことを記念して、第4弾となる新ビジュアルを使った記念広告が朝日新聞の10月14日朝刊に掲載された。
「君の名は。」は8月26日に公開、3日間で観客動員95万人、興行収入12億円を記録した。勢いは衰えず、週末の観客動員数は現在まで7週連続で1位(興行通信社調べ)。公開39日目となる10月3日に観客動員1000万人・興行収入130億円を突破した。
朝日新聞の記念広告には「1000万人突破!」の文字がデカデカと書かれているほか、「この奇跡の物語に日本中が恋をした」のコピーも。ビジュアルは主人公の立花瀧がヒロインの宮水三葉の手に何か書き込んでいるシーン。バックには作品の舞台・糸守町が夕焼けに染まる風景が描かれ、本作の背景の美しさが伝わる広告となっている。
追記
10月14日に東宝が、記念広告に使用した新ビジュアルをあらためて画像単体で公開した。映画のヒットに対する感謝の気持ちをこめ、新海誠監督、キャラクターデザインの田中将賀さん、美術監督の丹治匠さんらスタッフが新たに描き下ろしたという。イメージは、劇中で彗星が地球に最も接近する日の夕方(かたわれ時)に糸守湖を見渡す山頂で、瀧と三葉が出会うシーンと発表。
新海誠監督は「想いと願いを他者に届けようともがくこと、それがこの映画のコアです。そういう瞬間を、あらためてこのイラストに描きました。『君の名は。』がとても多くの観客に届きつつあることを、心より感謝しています。」とコメントを寄せている。
(黒木貴啓)
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映画本編では詳しく描かれなかったシーンがここに。