藤子・F・不二雄さん原作の漫画「中年スーパーマン左江内氏(さえないし)」が、俳優の堤真一さん主演で実写ドラマ化されることが決定しました。2017年1月から毎週土曜日に日テレ系で放送されます。
同作は、1977〜1978年にかけて全14話が連載された藤子・F・不二雄さんによるSF漫画が原作。平凡な中年サラリーマン・左江内が、ひょんなことから正義の味方・スーパーマンの役割を引き継がされるストーリーとなっており、ヒーローとしての「世界平和」と中年サラリーマンとしての「家族問題」の狭間で葛藤する左江内を通して、暴走する正義や現実の理不尽さが描かれます。その内容から大人版パーマンと呼ばれることも。
ドラマでは、主人公・左江内を俳優の堤真一さん、妻・円子を小泉今日子さんが務め、監督・脚本は「勇者ヨシヒコ」や実写版「銀魂」などで知られ、映画「俺はまだ本気出してないだけ」では堤さんとタッグを組んだこともある福田雄一さんが担当。藤子先生の毒とユーモアにあふれた作品に豪華制作陣で挑みます。
主演の堤さんは「先日、スーパースーツを試着しました。実際に着てみて、『何て格好させるねん』と(笑)」とコメント。小泉さんも「どうやら鬼嫁だそうです。個人的には、完全なるミスキャストだと思っています(笑)」と、すでに鬼嫁感が出ている気もする鋭いツッコミを入れていました。
福田監督は「僕にとって、今回、藤子・F・不二雄先生の原作を実写化させていただけるということが一番の栄誉なんです」と漫画界の巨匠への思いを語りつつ、キャストの2人ついては「自分の部屋に一番最初にポスターを貼ったアイドル、キョンキョンとご一緒できる!」「堤さんとはいつもの感じで(笑)いや、いつも以上にたくさんいじり倒そうと思います」とコメントしています。これはいろんな意味で楽しみだ……!
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いつもの熱いかけあいも展開されました。