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琥珀に閉じ込められた虫から恐竜のDNAを取り出し、現代に蘇らせる――。そんな映画「ジュラシック・パーク」(1993年)のストーリーを参考にした昆虫食品「虫入りコハク」を、和歌山県の地域活性化支援団体・いなか伝承社が発売しました。
いなか伝承社は、和歌山県の伝統的な醤油の醸造技術を使った「昆虫発酵調味料イナゴソース」を昨年から販売している団体(関連記事)。「虫入りコハク」には同商品に加え、砂糖や寒天を使用しています。琥珀のように透き通った黄褐色をしており、内部にはクリシギゾウムシの幼虫が。
同団体の代表を務める田中寛人さんは幼いころからの恐竜好きで、以前から「実際に虫を閉じ込めた食べられるコハク」を作ってみたいと思っており、その夢を実現させた昆虫食品なのだそう。天然のクリシギゾウムシを1匹ずつ採取するなど手間をかけているため、1つあたりの製作時間は7日間にも及ぶとのこと。
30箱の数量限定販売となっており、料金は5個入りで1200円(税込/送料別)。申込方法などの詳細は、該当のFacebook記事からご確認ください。
(マッハ・キショ松)
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