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12月から変わる洗濯表示の覚えかたをクリーニング業者がアドバイス 桶・手・○のマークさえ押さえればOK

余裕があれば点の数や下線の意味も覚えておくと便利。

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 12月1日から、いよいよ衣類の洗濯表示が変更開始(関連記事)。記号が現行の22種から41種に増えて複雑に感じるところですが、そこでネット宅配クリーニングサービスを手掛けるリネットからアドバイスが。「桶」「手」「○」のマークの意味さえ覚えれば大丈夫だそうです。


重要3点 覚えるのは3点だけ。わかりやすい

 まず覚えておくべきは、新たな洗濯表示に洗濯機の記号はなく、家庭で洗濯できるものはすべて「桶」のマークで表されること。手洗いしかできない意味ではないことに注意しましょう。ただし桶の中に「手」が描かれている場合は、手洗いすべき衣類であることを示します。


3点 桶の中の数字は水温の限度。手洗いの場合は40度が限度となります

 「○」で囲まれたものは、すべて「クリーニングに出せる」ことを意味。新表示にはドライクリーニングやウェットクリーニングの可否を示すものもありますが、プロでない限り細かくチェックする必要はないとのことです。

 「余裕があったら覚えると便利」として、追加のアドバイスも示されています。乾燥やアイロンに関するマークの点は、多いほど温度を高く設定可能。また、桶のマークに下線が付いていた場合は、数が多いほど「弱く洗うべき」であることを示します。数が多いほど高くなったり弱くなったりしてややこしいので、この2点も重要そうです。


乾燥アイロン 乾燥の場合、点が1つで60度、2つで80度が上限に。アイロンは点1つで110度、2つで150度、3つで200度が上限。桶の下線の場合、1つで「弱い洗濯」、2つで「非常に弱い洗濯」が要求される

 新たな洗濯表示については、経済産業省も動画で解説しています(関連記事)。切り替えの時期は混乱しそうですが、これらのアドバイスをもとに表示を確認しつつ洗濯していれば、いずれ慣れていけるでしょう。


旧表示 11月30日までの旧表示

新表示 12月1日からの新表示

(沓澤真二)


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