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tvk番組「saku saku」が2017年3月で終了 16年半の歴史に幕、木村カエラのブレイクきっかけにも

屋根の上で「巨神兵が」「どーん!」が懐かしい。

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 テレビ神奈川の音楽バラエティ番組「saku saku」が、2017年3月31日の放送をもって終了することが発表された。


 「saku saku」は2000年10月に始まった、人間の女の子とパペットがフリートークとともに音楽情報を紹介していく番組。2003年からはまだ無名であった木村カエラさんが2代目MCを務め、その大胆不敵かつ天然な面白さから人気を集め、番組企画で制作した曲「Level42」からメジャーデビューを果たしたりと、大ブレイクのきっかけとなった。それに伴い番組の知名度も広まり、中村優さんが3代目MCを担当した2006年10月には、ローカル番組にもかかわらず全国12局で放送されるなど人気を博した。

sakusaku 終了 木村カエラさんのMC時代を収めたDVD「saku saku Ver.1.0」。増田ジゴロウ懐かしい……

 2014年3月をもって、白井ヴィンセントなどパペットを背後で操りながらトークを引っ張ってきた影のメインMC・黒幕さんが引退。同時にトークの舞台も「屋根の上」から、「何でも貸しちゃうレンタルショップ」に変更された。2015年4月からはバンド「7!!」のボーカル・NANAEさんが6代目MCを務め、現在も札幌テレビ放送やTVQ九州放送など全国8局で放送されている。

 テレビ神奈川では月曜〜金曜の7時台に放送され、神奈川県民にとっては“朝の顔”のような存在でもあった。放送終了の発表にTwitterでは「朝起きられなくなる」「初代MCあかぎあいちゃんの頃から観てたので、終わってしまうなんて、非常に淋しいです」「沢山の素晴らしいアーティストと出逢うきっかけをくれた大切な番組」など悲しむ声があがっている。

黒木貴啓


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