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映画「この世界の片隅に」の観客動員数が100万人を突破したと、監督の片渕須直さんがTwitterで報告しました。
同作は太平洋戦争下の軍港の街・呉市を舞台に、主人公の一般人女性「すずさん」の目線で日常生活が丁寧に描かれています。当初全国63館で公開がスタートし、初週は興行収入約4700万円、観客動員数は約3万2000人を記録。そこから口コミで人気に火がつき、じわじわと支持を広げていきました。
同作は週末興収ランキングで10位圏内(最高4位)をキープし続け、1月4日には上映館数が116館まで増加。7日にはさらに58館が一挙に増え、直後の10日に、キネマ旬報ベスト・テンでアニメ映画として「となりのトトロ」以来28年ぶりに1位を獲得したことが発表。さらに12日にはNHKの「クローズアップ現代+」で特集番組が放送されるなどの追い風が続き、10週目にして過去最高となる興収2億円超を記録しました。また、週末興収ランキングでも、先週の10位からランクアップし、8位を記録しています。「このせか」旋風、まだまだ続きそうです。
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