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「ど根性ガエル」作者の家庭崩壊を描いた漫画、話題沸騰で“緊急単行本化” 家族の絆の再生ストーリーかと思いきや……?

ネット上の反響を受け、「限界ギリギリのスケジュール」で単行本化することが決定。

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 「ど根性ガエル」を手掛けた吉沢やすみさんの娘・大月悠祐子さんが「ヤングアニマルDensi」で連載しているWebエッセイ漫画「ど根性ガエルの娘」が、急きょ単行本化されることが発表されました。

 「一度は家庭崩壊に陥ったものの、現在は家族の絆を取り戻している」という趣旨で2016年6月に始まった同作。今年1月20日に公開された第15話が思わぬ展開を見せ、「第15話を読んでからもう一度第1話を読んだほうがいい」と、ネット上で大きな反響を呼んでいました。


画像 画像は「ヤングアニマルDensi」より

 「ど根性ガエルの娘」は「ど根性ガエル」連載終了後、スランプに陥り荒れた生活を送るようになった吉沢やすみさんと、それにより起こった家庭崩壊をテーマにしたエッセイ漫画。重い内容ではあるものの、優しいタッチの絵柄でその辛い時期を振り返る家族の姿も描かれており、ハッピーエンドを思わせる展開になっています。

 しかし第15話では「感動の家族の再生ストーリー」を覆す衝撃な展開が。Twitterでは「ど根性ガエルの娘」のワードがトレンド入り。「ヤングアニマルDensi」にはアクセスが殺到し、一時サーバーダウンする事態となりました。


画像 連載開始前の打ち合わせを振り返るという、メタ展開から始まる第15話(第15話より)

 すでに電子書籍は1・2巻が発売されていましたが、この反響を受けて26日、単行本も「緊急刊行」されることが決定しました。発売日の2月17日まで1カ月を切っているものの、編集者の方は「カバーもオビも何も入稿していない……」とツイート。「限界ギリギリのスケジュール」を組み、印刷会社、書店などの協力のもと、なんとか間に合わせる予定のようです。

マッハ・キショ松

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