YouTube、アプリから直接ライブ配信可能に クリエイターと視聴者をつなぐ新たな収益化方法「Super Chat」も開始
一方で「視聴者ファンディング」の機能は終了へ。
YouTubeは、クリエイターへモバイルアプリからの直接ライブ配信を可能にし、さらに新たな収益化方法(マネタイズ)として活用できる「Super Chat」機能が導入されました。それに伴い視聴者ファンディングの機能は終了します。
YouTubeはこのたびAndroid/iOS公式アプリから直接ライブ配信できる機能を実装したことを発表。アプリの右下にあるカメラアイコンから「ライブ配信」の選択ができます。タイトルを入力後、すぐにライブ配信を開始することができる手軽さがいいですね! ちなみにライブ配信動画も、通常のYouTube動画と同じように、検索あるいは「あなたへのおすすめ」、再生リストなどから見つけることが可能。著作権管理も行われます。
現時点ではチャンネル登録者1万人以上のクリエイターに限定されている機能ですが、今後は利用できる対象者を拡大していく予定とのこと。
また、クリエイターの新たな収益化方法(マネタイズ)かつ、視聴者とのコミュニケーション方法でもある「Super Chat」機能が導入。視聴者は「Super Chat」を購入することで、配信中に多くのコメントが流れていくなか、自分のメッセージを目立たせることができます。
購入者のコメントは、最上部に目立つ色で強調され、一定時間(最大5時間まで)表示。色や固定表示される時間の長さなどは、購入する金額によって決まります。日本を含む約20カ国のクリエイターが利用可能で、40カ国以上の視聴者が購入可能です。
一方で、2014年に公開された「視聴者ファンディング」の機能は終了へ。2月28日まで利用可能ですが、それ以降はサポートを終了します。
単なるクリエイターのマネタイズ方法ではなく、それを支援する視聴者側にとっても配信者とのつながりをより意識できるようになる「Super Chat」。今後どのように活用されていくのか注目が集まりそうです。
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