アメリカ映画の伝説のモンスター“キングコング”復活となる映画「キングコング:髑髏島の巨神」の公開アフレコイベントが2月16日に都内で開催され、日本語版キャストのGACKTさんと佐々木希さんが登場しました。
同作の主役・コンラッド(トム・ヒドルストン)の吹き替えを務めるGACKTさんとヒロイン・メイソン・ウィーバー(ブリー・ラーソン)を演じる佐々木希さんが挑んだ公開アフレコ。アフレコの仕事が初めてだという佐々木さんはかなり緊張した様子で、何度かせりふをかんで悔しがる場面もありましたが、そんな佐々木さんをGACKTさんが「かわいいね」と優しくリードすると、次第にリラックスし、無事、コンラッドとウィーバーのシーンを演じきりました。
アフレコ後、同作について聞かれたGACKTさんは、「いつビルに登るんだろう? と思うかもしれませんが、そうじゃない。キングコングの誕生の話からスタートして、展開がめちゃくちゃ面白い」と単なる焼き直し作品でないことを強調。さらに、「ジュラシック・パークの20倍面白い。僕(普段は)ここまであまり言わないのですが、これは見た方がいい。だまされたと思って見てください」と手放しで称賛。佐々木さんも「最初は、キングコング怖い……って思っていたんですけれど、どんどん感情移入して“キングコング頑張れ”っていう気持ちになった。かわいらしくも見えるキャラクター」とキングコングの魅力をアピールしました。
ジブリ映画や特撮など、ジャパンカルチャーへのオマージュもふんだんに詰まっている同作。GACKTさんは作品を見たとき「横にいるマネージャーにいちいち『これはあのシーンのオマージュだよ』説明していた」そう
劇中では、佐々木さんが演じたウィーバーがキングコングと心を通わすシーンがあることに絡め、「最近の心を通わすエピソードは?」の質問に「29歳の誕生日にほしいと思っていた包丁をヘアメイクさんがプレゼントしてくれて『通じてるのかな? と思いました』とほっこりエピソードを披露
共演したGACKTさんについて佐々木さんは「もうオーラがピカピカピカ……って輝いていて、私なんかとお話してくれるのかと思ったんですけど、最初からいろいろ教えてくださって、優しい方だなって思いました」と語ると、GACKTさんは「僕はかわいい人には優しいですよ。基本紳士ですから」と優しく微笑んでいました。
2020年にはあのゴジラと対決する「Godzilla VS.Kong」の公開も決定している新たなキングコングシリーズ。吹き替えにはプロレスラーの真壁刀義さんも参戦し、3月25日から全国ロードショー予定です。
(田下愛)
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