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ポーランド出身の将棋棋士、カロリーナ・ステチェンスカさんが2月20日、第44期岡田美術館杯女流名人戦予選2回戦で勝利し、女流2級(※)への昇級を決めた。これにより正式な女流棋士となり、史上初の外国籍棋士が誕生した。
※女流棋士は2級に昇級すると「女流棋士番号」が与えられ、正式な女流棋士(プロ棋士)となる
カロリーナ女流2級は2008年、マンガ「NARUTO -ナルト-」をきっかけに将棋に出会い、インターネットで将棋を研究。2013年に来日し、2016年に女流棋士3級へ昇級していた。
女流3級は仮資格で2年間で「1年間で参加公式棋戦数と同数の勝星を得る」などの規定を満たさないと資格を剥奪される。カロリーナ女流3級は2017年6月に期限が迫っていたが、このたび勝利し正式な女流棋士になることが決まった。
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羽生さんも爆笑のナイスオチでした。