ニュース
「Medium」、日本の公式SNSを閉鎖 10カ国以上のオペレーションも英語のみに
英語以外でのオペレーションが終わるだけで、サービス自体はこれまで通り日本からでも利用可能。
advertisement
記事投稿プラットフォーム「Medium」が、利便性の向上を期した戦略の変更を発表した。すべてのオペレーションをサンフランシスコ本社に集中し、英語以外のサポートを停止するという。
Twitterの共同創業者であるエヴァン・ウィリアムズ氏が立ち上げた、ブログに似たプラットフォーム。ユーザーのフォローやユーザー間の記事共有など、SNS的な機能も備えているのが特徴だ。2016年には月間ユニーク読者数が6000万人と好調が伝えられる一方、翌年にはウィリアム氏が大規模なリストラを発表していた。
これまで日本を含め10カ国以上で運営されてきたが、今後は英語以外でのオペレーションは停止。これに伴い、日本の公式Twitter、公式FaceBookも、本日2月21日をもって閉鎖される。
サービス自体は引き続き日本からでも利用可能。記事の検索やフォローといった機能も、日本語で利用できる。同社は今後の記事投稿及び閲覧時に、「日本語」タグの利用を推奨している。
(沓澤真二)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「Vine」のサービス終了/新アプリの配信開始が1月17日に決定 動画の保存はお早めに
1月17日を過ぎると投稿済みの動画が保存できなくなります。 - Twitterで「エロ広告」が急増、業績不振が理由とうわさも Twitter広報に聞いてみた
タイムラインにわいせつな広告が増えたとの声が――Twitterは事前確認しているのか疑問を抱くユーザーも。 - Instagramが投稿から24時間後に消える新機能「Instagram Stories」を追加 写真や動画をスライドショー形式で表示できる
Snapchatとの類似性を指摘する声も。 - わずか3カ月でサービス終了した「アイドルコネクト」運営会社がゲーム事業から撤退 自社アプリ事業が困難と判断
約10日間にわたる緊急メンテナンスが行われたものの、11月30日にサービス終了。 - LINEが「NAVERまとめ」に関する報道を受け見解を発表 権利侵害対策なども
写真の盗用などによる権利侵害が指摘されていました。